boogiemenのブログ一覧

今年もこの季節がやってきましたよ。

何度もブログに登場している通り、釣りを再開して1年が経過しました。
飽きたらそれまでと思っていましたが、意外と続くので長い付き合いになりそうです。

「釣り」については基本的に子供の頃の知識レベルだったので、今回改めて調べたり人に聞いたりして学びなおしました。
「潮」がどうとか「ベイト」がどうとか、最初は頭で知っただけのレベルでしたが、次第に感覚でわかるようになってきました。
恥ずかしくない程度には釣れるようにもなったし、概ねどんな魚でも人並程度には捌けるようにもなりました。
ついでに包丁研ぎも身に付けましたよ。
でも、こんなのまだまだ序の口で、とても深くて楽しそうな沼である事は傍目にも良くわかります。
一言で「釣り」と言っても千差万別で「場所」、「潮」、「時間」、「季節」、「釣り方」、「狙う魚種」などなど、言い出したらキリがない程に範囲が広い事も愛好家が沢山いる理由だと思います。


一方で、私はクルマ好きでもありますが、これも似たような側面があると思います。
「性能」「見た目」「使い方」などなど、「性能」と言っても「エンジン」の人も居れば「足回り」の人も居るし、もちろん「燃費性能」って人も居る。
関心の高い項目は人それぞれだし、それぞれに面白い面がある。
そしてそれぞれに深い。
やるか？と聞かれたら微妙ですけど電飾系だって同じこと。

で、フッと思たのです。
自分がやって来なかった事、良く知らない事、好んでやらない事、そんな事こそが本当は一目置くべきものなのではないだろうか。

今のご時世、自分の得意な事、好きな事以外はとにかく否定する人が多いと思うのです。
余裕がないのか自信がないのか自身の尊厳を保ちたいのか。
そしてそれはあまり良くない事だと認識されているにも関わらず、それでも多くの人は他人を否定してしまう。

「クルマは走ってなんぼだからミニバンなんて本当の車好きは乗らない」
「一般道ではマックス60km/hでしょ？スポーツカー乗ってる奴はガキorアホ」
「今のミニバンは昔と違っていい走りするよ。少し前のスポーツカーよりむしろ上」
「軽自動車に乗ってる奴は低所得者層なんだから隅っこ走ってろ」
「餌釣りなんて釣れて当たり前。難しいルアーで狙う俺たちのほうがレベルが上」
「ルアーなんて実際はほとんど釣れないじゃん。恰好ばかり気にしてんじゃねーよ」
「岸から釣りなんてまだまだ素人、本当の釣りは船で出てからでしょ」
などなど。
こんな事考えるより、自分の得意なカテゴリーではない世界を楽しんでいる人に興味をもつなりしてみたらどうだろう。