改造申請2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
外観図はホンダのWebサイトに載っていた図面を使っています。
必ずしも図面である必要はなく、実車を撮影した写真を貼りつけるのでも問題ないようです。
2
改造部分詳細図です。
改造するにあたって変更した部分が分かるように記載します。
ドライブシャフトなどの寸法が変更になったものはその寸法も記載します。
今回は実物の写真を貼り付けていますが、解説書などの部品形状が分かるイラストでも良いようです。
3
トランスミッションは外観および搭載状態の写真を貼り付けました。
変速段の変更については構造変更と直接関係ないので、中身の写真は貼っていません。
搭載状態の写真が必要なのか分かりませんでしたが、ちゃんと車体に載っているぞというのを示すために貼っています。
また、提出はしていませんが一応MT搭載に合わせて追加したクラッチマスターシリンダーとクラッチペダル取り付け状態の写真も用意しておきました。
4
強度検討書です。
技術基準等への適合性を証する書面において改造個所の強度は問題ない旨を記載していますが、使用条件が有利であるという比較論でしかないので部品単体として規定の安全率を上回っているかどうかを検討しています。
危険回転数については安全率に余裕があるので、よほどのことが無い限り問題になることは無いと思います。
計算式の中にシャフト長さが出てきますが、長い方が不利なのでそちらで計算します。
短い方は長い方が問題なければ大丈夫なことが明らかなので計算は省略しました。
5
ドライブシャフト強度の計算式には長さが出てきませんので、左右とも同一の検討結果になります。
ギア比を低速側に振った場合は駆動力が上がりますので、既定の安全率を下回らないか注意が必要です。
ただ、純正で設定されているようなギア比であれば問題になることはまずないと思います。
危険回転数及び強度いずれの計算式もネットで探したものを使わせていただいております。
貴重な情報を提供して下さる先人の方々に感謝いたします。
私は算数も怪しいレベルなので計算内容については聞かれても分かりませんのでご了承ください。
6
書類が作成出来たら陸運局に持って行って審査してもらいます。
実際の申請作業はいつも行っているふつうの車屋さんにお願いして代行してもらいました。
内容は難しくないので自分でやってもできるとは思いますが、手続き関係はお金払ってでも楽したいタイプなので。
さて、こういった素人の申請書類は大抵間違いや不足があったりするので指摘事項を修正することになると思います。
テキトーに作るのはダメですが、真摯に取り組んだ結果間違っていたら直せばいいだけなので、あまり難しく考えずにとりあえず出してみるくらいの気持ちで良いと思います。
という感じで肩の力を抜いて申請書を託したところ、特に指摘もなく審査が通り、問題なく車検も終わったとの報告があり拍子抜けしてしまいました。
改造自動車審査結果通知書は自分が提出した改造等概要説明書がそのまま返ってくるわけではなく、必要に応じて適宜修正されます。
私の場合は改造等の概要で動力伝達装置の項に文言の修正があり、6速化への言及とドライブシャフト寸法の追記がありました。
提出時に本質的に間違ったことを書いていなければ、審査に通るように書き換えられるようです。
7
無事車検証の型式に「改」が付きました。
改造申請をお願いした車屋さんは保険の代理店(損保ジャパン)もやっているので、公認改造車でも入れるか聞いたところ対人対物については特に問題ないようです。車両保険はそもそも入れるような車ではないので確認していません。
外資系やネット系の保険会社だと加入は厳しいこともあるようです。
もちろんどの保険会社であれ、最終的には個別判断になると思います。
8
今回の内容はあくまで一事例であり、同じ改造内容で同じ申請をしてもそれが通るかはやってみないと分かりません。
参考にして頂くのは結構ですが、結果に責任は持てませんのでご了承ください。
私のような素人でもあれこれ考えながら何とかなるレベルですので、これから改造申請をしてみようという方は気負わずに楽しんでチャレンジして頂ければと思います。
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