ターボの型番確認
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
JB-DETエンジン搭載ムーヴのターボは、前期と後期では違うタービンが装着されている。前期ではVQ37、後期ではVQ47だ。それぞれ特性が異なるので、どのタービンが装着されているかで、走行性能に影響する重要な因子となっている。
以下に私が調べたそれぞれのタービンの大雑把な特徴を挙げる。
-----------------------------------
ターボの型番がVQ37なら前期同様ツインスクロール
VQ42なら後期のメタルブレード(フローティングメタル)
前期はツインスクロール型ボールベアリング式のターボ(VQ37) 低中速重視
後期はシングルスクロール型フルフロー式のターボ(VQ42) 中速重視
VQ37搭載車にはVQ42タービンは簡単に流用はできない。構造は同じようでもナットの位置が違う。
-----------------------------------
二代目ムーヴの大雑把な変遷を以下に示す。
平成10年10月二代目ムーヴ発売。
平成12年10月4日にマイナーチェンジ
平成13年10月3日にムーヴの型式はGFからLAになった。
平成14年10月フルモデルチェンジで三代目ムーヴになった。
私のL902Sムーヴは製造が平成13年2月で登録が3月だ。後期型の内外装でありながらメカ構造は前期型ばかりのようで形式はGFである。素直に受け取れば装着されているターボはVQ37の筈である。しかし、見た目が後期なのにメカが前期ばかりではあるものの、どっちが付いているのかは実際に見ないと確信が持てない過渡期モデルだと言える。それで実際に確認することにした。
今のところ、運転した感触では、低中速トルクの貧弱さを感じないことから、VQ37だろうと予想している。
それで先ずはエンジン・ルームを開けてタービンの型番が見えるかどうか、覗き込んでみた。型番の刻印は写真の矢印の奥辺りにあるようなので、内視鏡のようなカメラでも用意しないと、このままでは型番は見えないことが分った。
2
次にナンバープレートを外した時に現れる覗き穴から見えないかどうかやってみた。カタツムリのお尻がちらりと見えただけで、型番の刻印は隠れたままだった。覗き穴からお尻がちらりと見えれば普通は嬉しいんだが、そうじゃないのが車弄りなんだと再認識した場面だった。(^_^;)
それでバンパーと前面パネルの取り外しにかかったのだが、バンパーまで外す必要はないようだった。
ここで妻の母親が犬の散歩で通りかかって「自動車が壊れちゃったの?」と声をかけて来た。正直な話、いちいち面倒ではあるが、普通の人がこの状態を見れば、そう思うのも当然だろう。
3
狭い空間なので目視は不可能。それで懐中電灯を当てながら、デジカメで刻印を撮ろうとしたが、デジカメだと狙った場所まで進入できなかった。そこで余り使わない携帯電話のカメラで撮影することにした。
4
型番刻印の写真が撮れた! 予想通りにVQ37だった。低中速でターボが効いてくれるこのタービンの方が私としては有り難いと考えているから、ちょっとだけ嬉しかった。何故ちょっとだけかって、それは、まだまだ速いと言える車ではないからね~。ノーマルに比べて、又は軽としては「まあまあ速くなった」という段階だから。
5
まだ外は薄明るいので先日塗装して装着したタワーバーのペンキがそろそろ固まった時期だろうと、コンパウンドで軽く磨いた。やったーピカピカだ~。でもエンジンルーム全体は薄汚れたままで全く釣り合いが取れていない。;^ω^) 写真を撮る18時頃にはもう外は暗くなってしまった。タワーバー撮る時はいつも夜なのは、何かの因果だろうか。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク