2011年12月09日
今回、LSDを組んでの初走行だったのですが…なかなか考えさせられる物がありました。
一日じっくり考えて、今まで装着してきたパーツは基本的にパッシブで「付いている事で車の限界とバランスが変化する」物だったのですが、デフに関してはアクティブというかダイナミックというか「付いている事で運転方法が変化する」物だという表現に行き着いたのですが…
合ってるかどうかは、まぁ置いておいて、そう強く感じました。
たとえば、曲げてる最中にクラッチを切り、低いギアで繋いでみるとリアタイヤが空転してパワースライドが起きて姿勢が崩れたりする訳です。
リアが暴れる感じは純正デフだともう少しマイルドだったように記憶しています。
また、アクセルON走行時のトラクションが高まり、高速コーナーでのリアの安定感が抜群にあがり、タイヤの性能をより引き出して使う事ができるようになります。
具体的に言うと、2000の最終コーナー出口の速度が5キロ、タワー前で10キロあげても以前より安心感がある位。
R1Rのタレた状態でもそこそこ走れるのが非常にオイシイ。
ただ、限界が上がってもタイヤ自体の許容量が増えるわけではないはずなので、うっかり限界を超えるとその瞬間に飛んで行きそうな気がする。
タイヤの使い方は、今までよりも縦に使わないといけない。
タイヤの回り方を変更する部品なので、当たり前といえばそうなのですが…
横は今までと一緒で、縦が強くなる操作ができるから、そっちを使わないとタイムが伸びない的な。
デメリットもそこそこありますが、ナンバーの無い車にとっては気になるような事は無いと思います。
導入費用とメンテナンス周期が短くなる位?
街乗りするなら効き方を緩くしないと危ないかも知れない。
取り留めなく書いてみましたが、ざっくりとしたまとめとしては…
・旋回姿勢を短縮して縦にタイヤを使えるようにドライビングの矯正が必要
・タイヤの限界、車の限界を見極められないと死ぬ上級者向けパーツ
・使いこなせればノーマルデフ以上のトラクションが得られる
・ランニングコスト増
・街乗りにそんな玩具は必要ない
こんな感じでしょうか…
動作原理その他に対しての解釈が間違ってたらすみません。
感じる価値は人それぞれですが、面白いパーツではあると思います。
Posted at 2011/12/09 06:59:40 | |
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