
前回の表面グネグネを何とかしたいと思っていたクーリングプレート、2枚目を作ってみました。
材料代的に安くないのですが、こればっかりは繰り返し作ってみないと上手くならないので仕方ない…と、言い訳しつつ、あまった時間の息抜きでちょいちょいっと。
原型製作、生地の裁断、樹脂の混合等の機材準備に時間がかかりますが、FRP貼り作業自体はごく短時間なので準備さえおわればホントにちょいちょいっと、というレベルだったりします。
もっとも、大物やプロの作業はもっと大変なんでしょうけど。
今回は前回の失敗点を反省してちょっと変更。
・原型の表に積層→裏面に積層に変更
・強度は常識的なレベルであれば十分なので3層→ガラスクロスとカーボン2層に変更
巨匠から教わったカーボンクロスほつれ・目崩れ防止のヘアスプレー(マンダムの無香料ハードタイプ 400円)もつかってみましたが、これがすごくイイ。
作業中に風でカーボンクロスが飛ばされて思わず変な声が出てしまいましたが、クロス自体は無傷。伸びも崩れもほとんど無く、そのままつかえました。
残りの材料の切り口にもかるくスプレーしておきました。
スプレーのりはメーカーも少なく、どれも案外良い値段なので、容量の多い物が安く買えるヘアスプレーは貧乏カーボンパーツ作りの必需品になりそうです。
で、先ほど離型してみましたが、表面の平滑度は目に見えて今回の方が上。
軽くコンパウンドで表面処理すればいいだけで、ネジ穴開けるの勿体無いくらい平らです。
エア噛みが目立つのは腕の問題?離型剤にワックス使ってるから?とにかく要改善なのは間違いありません。
カーボンの目を見せるパーツとして考えると、今回の作り方の方が正解なんだろうなぁ…
また新しい作業のツボを発見したので、いくらかは次の作業に生きそうです。
次回作業になるであろう、立体初挑戦の筒、ちゃんとできると良いのですが…
鋳造の事をキャスティングっていうから、てっきり離型はキャストオフかと思ってたらモールドリリースって言うんだって。
Posted at 2011/06/20 04:02:38 | |
トラックバック(0) | 日記