ミニカー用に専用アクリルケースを作ってみた
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
整備手帳とは言えないかもしれませんが、先日購入した色見本ダイキャストミニカー用に、手持ちの材料を使ってアクリルケースを作ってみました。精密なミニカーを購入したもののケースがなかったので、そのままダンボール製の箱に入れっぱなしだったので、カッコ良く飾りたくて挑戦してみました。
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材料は、余り物の透明なアクリル板(3mm厚)と、赤いエンビシート(2mm厚)、そして、渓流釣り用のリリースネットやフライボックスを製作した時に入手してまだ余っていた木片(杢の入った銘木レッドウッド)です。
透明なアクリルシートは、天面、前面、そしてサイド(x2)を取るのにギリギリなサイズだったので、色違いで厚みも違う赤いエンビシートを裏面用に使いました。
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例によって図面化してプランを練ります。考慮したのは、厚みがあるアクリル板をどう重ねて貼り合わせるかです。前面と裏面は、全面に1枚のシートが使われるようにして、天板がそれらに挟まれつつサイド面を上から被せるようにしてみました。そして、台座には銘木を使います。当然、サイズはミニカーがちゃんと収まるようになっています。
4
プランが決まったところで、アクリル板に付いているシートに図面通り線を入れてからカットします。
5
そして、240番のペーパーでカットしたエッジをスムーズにします。誤差があるので、一番合いそうな組み合わせを決めて、上手く重なるように削ります。
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貼り合わせる前に、裏面に使うエンビシートに合皮シートを貼ることにします。何を貼ろうか色々迷ったのですが、シンプルで高級感も出せるこちらを選びました。隣接するアクリル板用に3mmの余白を作りました。
7
次は貼り付けになりますが、ボンドを付ける前に、隣接する面がしっかり固定されるようにマスキングテープを用意しておきました。ボンドは面ではなく3mm厚のエッジの方にチョンチョンと付けながら延ばしました。
マスキングテープでしっかり固定して、念のため、追加で手元にあったラテックスの糸で更に固定しました。
※ 貼り付けに使ったボンドは、セメダインスーパーXGです。
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ボンドが乾く間に、木片をサンディングしました。最初に240番で傷を隠して全体をスムーズにして、800番で仕上げました。見えない裏側は、240番だけで磨きました。
9
2時間ほど経って、アクリルケースの状態を確認するといくつか問題が見つかりました。黄色の部分には、結構ギャップがあったので、安全ピンを使ってボンドを追加で挿し込みました。そして、赤色の部分は、側面が前面下より飛び出していました。
更に数時間ボンドを乾かした後、ケース全体をマスキングして、エッジの段差を再度磨いてスムーズにしましたが、前面下の飛び出した部分はそのまま活かすことにしました。
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前面の飛び出したアクリル板のエッジに合わせて(裏面は飛び出していません)、木片の方にナイフと彫刻刀を使ってレールを彫り、棒ヤスリとペーパーで綺麗に処理しました。こうすることで、アクリルケースをレールに合わせて乗せるだけで、固定できるようになりました。
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土台の木片は、荏油(えあぶら)で磨くことにしました。古い木綿のTシャツの切れ端を使って、塗って磨くだけです。(レールは綿棒で入れました。)色の変化は、目を見張るものがあります。綺麗な杢が現れました!
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実際にミニカーを入れてケースと土台を組み立てて、場所決めをしてから、ミニカーが動かないようにストッパーを付けました。ストッパーには、エンビシートを切って削り、前輪前と後輪後ろに両面テープで貼りました。
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アクリル板上に付着したボンドの跡は、タッチアップペン用のうすめ液を付けて拭いてあげると綺麗に取れました。
最後にワンポイントでGRステッカーを貼って完成です!
一点物の専用アクリルケース。これで埃が積もる心配もなく、カッコ良く飾ることができるようになりました!
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