TANABE SUSTEC NF210  

車高UPと快適さの追求に伴い、仕様変更に用いたスプリングがコレになります。


ぶっちゃけダウンサスも色々あって有名どこは大体どこも似た感じなのですが個人的なイメージとしては

下げ幅
エスペリア(青)＞NF210＞Ti2000
低←ーーーーーーーーーーー→高

みたいな感じじゃないかなって予想してます。


他にもまだまだ種類はあるのですが、今まで使用していたL880Kコペン純正スプリングはそれなりに下がるのですが、バネレートが高め(特にフロント)なのと、バネ自体の全長や巻き数が少なく、そこそこ付き上げ感があるのが気になっておりました。(推定4kg/mm)

そこへ来て併せて使用しているのが死にかけのソニカ純正ショックなんでまぁ良くは無いですよね。



で、まぁ色々調べてみたのですがこのソニカというクルマ、ダウンサスは何故か前後のバネレートのバランスが数値的に違和感しか無いのが多いんですよね…。

例えば、有名どこで序盤に挙げたエスペリアもRS★Rもそうなんですが、ほとんどのメーカーのソニカ用ダウンサスが『フロントよりリアがハイレート』なんですよ！

コレはやっぱり、基本荷重のバランスを静止状態でも前寄りにしてフロントタイヤのグリップを引き出しやすくしてたりとかするんですかね…。
ただやっぱりどうしても元の重量バランスが前寄りの車両なんで、リアは軽く、そこに固めのバネってやっぱりリアからの突き上げはそれなりな気しかしないんですよね。


勿論、自分みたいな凡人の頭では、大手メーカーさんのバリバリ理系の方が考えてるこの"理由"みたいな部分は到底理解出来ない気さえしますが…う〜ん…。

あくまでも大事なのは数値(kg)じゃ無いことは分かってるんですが、今回の目標に『乗り心地を良くする』という希望があるので今回は、F2.4kg/mm-R2.1kg/mmというプロフィールのあるこのNF210に至りました。


組み合わせたショックがフロントはKYBのローファースポーツで、リアはちょっと前に組んだKGC10パッソ純正になります。


こんな組み合わせで装着してみると、かなりフロントの突き上げ感みたいな部分は解消され、乗り心地は確実に向上したと言えるかと思います。

車高に関しても、僅かではありますが上がり、フェンダーとタイヤの隙間からショックが見えるような感じにもなり、社外フロントリップの破損リスクは低減出来るかと思われます。


走りに関しては、やはり今までの貧乏間に合わせローダウンキットとは違い、ただロールするだけじゃなく、ロールして伸びた荷重の低い側の設置性が向上しているような感じで、ショックの恩恵も大きいとは思いますが中々良い具合な組み合わせだと思いました。