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前項でブルーバードのカタログ紹介が終わりですの、今回はコスモＡＰの輸出版ＲＸ－５のカタログを取り上げます。
私はロードペーサー乗りではありますが、本当のところはコスモＡＰの方がはるかに格好良く思ってます。
中学に入学した時のデビューで、ＣＭに出てくる宇佐見恵子さんにノックアウトされたものです（笑）

ロケ地が何処なのかは分かりませんが、しっとりとした和風の雰囲気が彼の地の人々の心を捉えたと推察されます。
このカタログはオランダ語版で印刷もオランダです。

今回紹介するのは、前項の次年にあたる1966年モデルのカタログです。
このモデルは、不評とされる「尻下がりモデル」の改良が何と言っても注目ポイント。
大雪渓をバックにしたロケが私の心を捉えて衝動買いしてしまった。

ブルーバードの輸出仕様カタログをあと２点紹介したいと思う。
いずれも２代目（４１０系）のもので、今回カタログは1965年モデルと思われ、セダンのP411型とワゴンWP411型が一緒に掲載されている。
いわゆる尻下がりモデルの最終モデルであるが、個人的にはこちらのモデルの方が好みだ。

さて、私の関心事であるロケ地は富士五湖であろうか？
最近行ってないが西湖、精進湖の雰囲気を感じてしまう。

八幡宮ロケのカタログがとても気に入ってしまった私は、ワゴンＷＰ３１１のカタログも落札してしまった。
オークションでは、表紙の画像のみ。
和風ではないものの悪くはないので落札してみた。
結果は、ロケ地が何処なのかが判明しない点が失敗かな（苦笑）
でも、当時のピクニックの雰囲気が伝わってくる画像に何となく郷愁を覚える自分がいる。
また、排気量の単位がcu.inなのに時代を感じてしまう。

特にダットサンやブルーバードのファンでもない私だが、幾つかブルーバードがらみの輸出仕様カタログを持っている。
今回取り上げるのが、ブルーバードの前身モデルのダットサン1000（２１０型）
こちらも着物姿の女性が表紙を飾るが、eBayでこの画像を見てヒョッとしたら３１０型の様に私の心を打つロケ地かもしれないと思い落札してしまった。
しかし、結果は残念ながらハズレであった。

さて、２１０型が登場したのは昭和３２年１０月で、翌年には２１１型に更新されている。
また、ダットサンの対米輸出開始が昭和３３年からなので、このカタログは２１１型が登場するまでのわずかな時期のものかもしれない。