2019年09月06日
レアルシルトよりカルムーンシートの方がいい!?
高性能な制振材として有名なレアルシルトさん。
値段が高くて手を出しにくいのですが、思い切って手を出したところ、そのあまりの性能に心酔してしまっている今日この頃です。
ブチル系は安いのですが、レアルシルトと比較すると格段に性能が低いようです。
実際に車の鉄板に小片を貼ってから比較したところ、ブチルもそれなりに響かなくなるのですが、レアルシルトの方が圧倒的に音が響かなくなります。
もともと損失係数が優秀な上に、広い周波数域で効果があるのが効いているのでしょう。
ブチルは低い周波数にしかきかないイメージで、音は小さくなる物の嫌な金属音が残ってしまう感じがあります。
さて、そんなレアルシルトに感激して、ここはいっちょもっと追加投資するか!といきり立ってamazonで購入して・・・
そしてすぐにキャンセルしたわけであります。
なんでかというと、カルムーンシートというものを知ってしまったため。
https://www.eslontimes.com/system/items-view/133/
はい、ここに行きましょう。
そして、カタログをDLしましょう。
そして、2ページ目の損失係数のグラフを見ましょう。
おおよその所、
カルムーンシート:約0.4
カルムーシンシート船舶用:約0.5
カルムーンシートアルミタイプ:約0.2
という値が読めます。
(対数グラフなので、なんとなくしか読めませんが)
ちなみにカルムーンシートアルミタイプ≒レアルシルトのようです。
レアルシルトも損失係数が約0.2です。
おそらく、カルムーンシートの着色を変えている程度の同等品だと思われます。
さて、これをみると、どうみたってレアルシルト(≒カルムーン アルミ)より普通のカルムーンシートの方が優秀じゃありませんか。
ちなみに曲面使用に関しては、
カルムーンシート:△
船舶用:×
アルミタイプ(≒レアルシルト):○
となっています。
ドアのデッドニングでは曲面が多いので、多少性能が落ちてもアルミタイプを使う必要があると思います。
しかし、フロアなどであれば平面ですので、カルムーンのほうがいい気がします。
ちなみに、船舶用は0.8mmの金属層でがっちがちのようなので、さすがに使えないかなという気がします。
ということで、カルムーンシート・・・・ええい、買ったれ!
○追記
買ってみました。
これは固い。効果ありそう!
・・・ですがレアルシルトとは違ってはさみで切れる代物ではありませんでした。
金切鋏でないと切れそうにありません。
レアルシルトではその場でチョキチョキ切って貼っていましたが、カルムーンシートの場合は先に切っておいた方が良さそうです。
車の内装を剥がしてへとへとになっているところで、金切鋏でちょきちょきしたくない・・・。
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Posted at
2019/09/06 12:24:58
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