ドアスタビライザの調整と日本車のへぼいところ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
なんだかハンドリングがあいまいで悩んでいたのですが、
ふとドアがやけに簡単に開け閉めできることに気がつきました。
自作ドアスタビライザのせいで開け閉めしにくいはずなのに、おかしい!
経年変化か気温の変化で車体が伸びたのかわかりませんが、とにかく隙間が大きくなっていたようです。
2
ということで、再調整しました。
といっても、テープをペタペタ貼って厚みをプラスしただけです。
フロントドアのストライカー部・下部・ななめの3カ所と、
リアドアのストライカー部とななめの2カ所についています。
左右合計で10カ所にこのゴムとテープがついているということです。
3
そうしたら、乗り味がものすごくすっきりしました。
前回ドアスタビライザを取り付けたときの記憶が薄れていて、なめていました。
想像していたより劇的で、衝撃を受けました。
ちゃんとドアの隙間をなくすとこんなに効果あるんだ・・・
・ハンドルのダイレクト感が増す。というか、なにこれ状態。
いままでハンドルの応答遅れ的なものがあって、左右に微調整しながらカーブしていたのが、すっとコーナリングできるようになります。
いままでハンドルと車の動きの間にバネが入っていて、そのバネの揺れに合わせてハンドルを微調整していたイメージです。
そのバネがいきなり無くなって、ハンドルと車の動きが直結している感覚になりました。
理想的なハンドリング!
これだよこれ!
・乗り心地が良くなる
上下の突き上げがお行儀良くなります。
突き上げに伴う、二次振動がなくなった感じ。
いいことづくめ。
4
欧州車はドアのヒンジが鋳造で、ものすごく頑丈です。
取り付け剛性があるので、ドアもふらふらしないはずですし、経年変化も少ないです。
ところが日本車は(レクサスとか一部を除いて)、ドアヒンジがただのプレスの部品です。
取り付け剛性が弱いので、ドアがふにゃふにゃ動きやすいし、5年くらいでゆるんできてさらにドアがふにゃふにゃするそうです。
そういうところが日本車しょぼい!
ドアの取り付け剛性は運転フィーリングにめちゃくちゃ影響あるので日本車もドアヒンジは鋳造にするべき!
アクセラも日本車なのでやっぱりプレスのドアヒンジです。
そして、すでに7年落ちなので、ドアヒンジは変形してゆるゆるになってるはずです。
強化ドアヒンジとか売ってれば買いますが、そんなものが売っているはずもなく。
なので、自作ドアスタビライザとかでドアをきっちり固定するしかないのですが、開け閉めしにくくなるという問題があります。
開け閉めにほとんど影響なくドアを固定する仕組みは作れないものでしょうか・・・。
5
※ドアスタビライザは1mmくらい隙間があってもOK!と書いている人がけっこう居ますが、個人的には全然ダメでした。
今回微調整した隙間も1mm-2mmですが、その差でハンドリングが劇的に変化しました。
たしかに、「ドアスタビライザなし」と比較すれば「隙間が1mmあるドアスタビライザ」でも結構変化あります。
ドアの大きくゆれなくなるので、それだけでも運転しやすくなります。
しかし、「隙間ゼロ(開け閉めしにくい)ドアスタビライザ」だと、そもそもドアがほとんど動かなくなるので、ハンドリングが劇的にすっきりします。
まぁ、こんなシビアなものメーカーがつけるわけ無いですよね。
気温変化で隙間が変化するので、
「冬はしっかりした乗り心地だけど、夏になるとゆるゆる」
または
「夏はしっかりした乗り心地だけど、冬になったらドアが開かない(汗;」
になっちゃいますからね。
TRDの稼働するドアスタビライザを各ドアに三つくらいつけてくれれば一番いいんですが、コスト高いしなぁ・・・。
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