微少角のハンドリングの悪さの改善
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
どうも、うちのBLアクセラはハンドリングの反応性が悪い。
ドアスタビライザーとか接着剤充填とかで、ボディの剛性はどんどん上がっている。
それなのに、なんかハンドリングの応答性が悪い。
ちゃんと曲がるんだけど、なんか反応が遅れる。
大きいカーブではそれほど問題にならないが、直進時にちょっとしたハンドル修正の反応がすこぶる悪くて不満に思う毎日。
家族のヴィッツとかに乗ってもそんなことは感じないので、単純にフロントヘビーなせいだと思っていたけど、昨日原因が判明しました。
2
いきなりの結論ですが、これが原因です。
バッテリー。
アイドリングストップ対応のバッテリーは大変重くて、20kg近くあります。
そのバッテリーの取り付け剛性に問題があります。
手で持ってゆすると、簡単にぐらぐら揺れます。
曲がり始めの時にボディは素直に曲がっていくのに、バッテリーが慣性の法則で動こうとせず、遅れて動き出します。
そのせいでハンドリングの応答が遅れるし、なんか変なフィーリングになるわけです。
20kgもある物体がふらふらしてたら、車が思うように走るわけがないです。
3
そこで、安直ですが、固いスポンジを詰め込んでみました。
サスペンションの取り付け部とつなげる感じです。
この状態で揺すってみると、完璧とは言えませんが、元の状態よりかなりいいです。
4
走行後感想:
走ってみると、直進時の微少角のハンドリングの遅れがかなり改善されました。
おそらくバッテリーを金属のステーかなんかでボディに強結合したら、もっと改善されるでしょう。
もっと早く気がつけば良かった……と悔しくなる発見です。
微少角の反応の悪さはずっとストレスの元だったので・・・
バッテリーの取り付けが緩い車は多いと思うので、アクセラ以外でも試してみるといいと思います。
経年劣化で取り付けが取り付け部の剛性が落ちてくるところもあるので。
5
◆追記
今日、思いが余ってカインズホームでほどよい金属ステーを買ってきてしまいました。
このようにバッテリーをサスペンション取り付け部と締結しました。
さて、これで正確なハンドリングが……と思いきや、乗り心地が非常に悪化しました。
自分は首が弱いのですが、数百メートル乗っただけで首に来てしまいました。
道の凹凸で揺すられる度に、バッテリーという重りがゆれてそれに引きずられて車体全体が変な風に揺れる感じでした。
・バッテリーの重心が高いので、これと車体を強結合すると車体の重心が上がってしまう。→揺れが大きくなる
・バッテリーの中の電解液がゆすられてバッテリー自体が振動増幅装置になってる?
という感じです。
とても許容できない乗り心地なので、このステーはすぐにはずしました。
やはり、このバッテリーという存在はハンドリングや乗り心地に大きく影響しているようです。
今のバッテリーが死んだら、
・振動で電解液が揺すられないようにドライバッテリーに変更
・重心を下げるために軽量化
をしたいと思います。
でも、そんなすぐにバッテリー死なないからなー(汗;
バッテリーがトランクに装着されている車種がありますが、アクセラもそういう設計にしてくれれば良かったのに・・・と思います。
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