阿香(アシャン）と ダンナのブログ一覧

今年に入ってから　
マンションの外壁工事が始まりました。

足場が組まれて
悪い所のチェックの音や、マーキングする臭い
(私はシンナーの臭いが苦手(ニャンにも臭いが悪いと思ったので)
なので
窓の隙間に養生テープ貼ってまわりました。)

網戸、ルーバーも外され
窓も開けれない。
３機ある　空気清浄機はフル回転。

カーテンで　部屋の中も見えないようしてました。
　
毎日部屋に居る　私でもストレスを感じてました。。。
もしかしたら
ノアもストレスを感じてた
かも知れません。

ノアがだんだん　ご飯(カリカリ)の食べる量が減ってきて
丸くなって　寝る事が　増えてきました。

私は　ただ、
お爺ちゃんになってきたから？かな？？　　
と、
思い込んで　ましたが。。。
違いました。

４月の半ば、
来月でノアはうちに来て１４年だなぁ。
と、思っていたら

全くフード(カリカリ)を自力で
食べなくなりました。

病院に連れて行き
注射に点滴
先生から「よく、お水飲んでない？
オシッコの量が多くない？」と
私「はい」
先生「腎臓が悪いかもしれない。
血液検査もしましょう」

数日後
検査の結果
腎臓病。
数値もかなり　悪いと言われました。

診断結果が出てからは
朝晩　腎臓の薬を飲ませて
ウエットフードにサプリメントを混ぜたのを上顎にくっ付けて　食べさせてましたが、

２ヶ月後。。。

　
また、
全くフードを食べなくなりました。

私は先生に
『私、ノアを看取ります。
１４年間生きてくれました。
もぅ。十分です。』と伝えました。

６月２７日朝方
　
ノアは私達夫婦に見守られながら
息を引き取りました。


私の判断は、
間違いないないのだろうか？？？
　
何度も思いました。

あの時、病院に連れて行って　
点滴打って　貰ったら
まだ　生きたんじゃないか？？　
　
でも、急変して　冷たい診察台の上で　
息を引き取るのは　絶対にみたくはなかった。

治る病気なら、無理矢理でも捕まえて
病院に連れて行きます。

私は二十歳の時に祖父を病気で亡くしました。

辛い姿をみてきました。

それが、始めての人間の死を経験しました。

亡くなった時の顔は
やつれて、キツそうな
顔をしていました。

猫は我慢強い生き物です。

私は祖父みたいに　
最後の命尽きるまで
点滴したり、胃ろう　してまで
生かす事は　出来なかった。

ノアは亡くなる約３時間前

自力で寝返りをして
私に、触って～って　甘えに来ました。


私の事を心配して会いに来てくれた
元同僚にノアの亡くなった時の写真を
見せました。

『穏やかな　いい顔してるよ』と。。

　
ニャンを飼ってた別の元同僚は
阿香の行動は間違ってはないです。
『いつもと　変わらない生活をおくって
あげる事が　一番の幸せだと　思います』
と。。。

見送り方は人それぞれです。

この二人の元同僚の言葉で
私の見送りは　間違いではないと
思えました。

ノアは今頃、
虹の橋で、いつか私達が会う時の
『ノアの方舟』　を製作している　と
思います(笑)

ノアは　どんな形の方舟を作って
私達を迎えてくれるか
楽しみです。。。。。