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阪神淡路大震災を経験した「あゆりり」さんブログのコピーです！

救援物資を送られる際の注意点（追記あり）
2011年03月13日

被災地では、救助や救援物資運搬のためのみ使用できる高速道路が
あるそうですが、今現在、宅配便が機能していませんので、救援物資の
発送をお考えの方は状況を見てから発送するようにして下さい。
阪神・淡路大震災で、救援物資の仕分けを手伝った時に感じた注意点です。
・１つのダンボールには、１種類の物資だけ入れて下さい。
　色々な品物を１つの箱で送りたいお気持ちはよく分かるのですが、個人様から
　送られた物資は中身を開けて整理し、梱包をし直して配布しなければならず、
　仕分けから配布に多くの時間と人手が必要になってしまいます。
・ダンボールの見える所に大きく「おむつ」「毛布」など、何が入っているのか
　分かるように書いて下さい。

・パックのごはん等、電子レンジで調理しなければならない食料は、電気が復旧
　してから送って下さい。
・医薬品は、薬剤師がいないと配れません。
　ご自分に処方された薬も送られて来ましたが、誰も使用できません。
・阪神・淡路大震災では、古着や使い古したタオルは受け取りませんでした。
　また、２００７年７月１６日の新潟県中越沖地震では、県は個人様からの
　救援物資の受け入れを辞退されていました。
　被災地から少しずつでも伝わる情報に従って送る品物を考えて下さい。
・時が経てば、物より「お金」です。
　お金は物資と一緒に送らず、しっかりした募金機関に振り込んで下さい。
１６年前、兵庫県西宮市では、どうしても使用できない義援物資を処分するのに、
２８００万円の費用を投じました。
ですが、１６年前とは被害状況も異なりますので、送られる方の善意が裏目に
出ませんよう、被災地の情報をしっかり集めてから発送なさって下さい。
被災された方々の１日でも早い復興をお祈り申し上げます。
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３月１３日　２１時２１分
先ほど、みん友さんに教えて頂いた事を追記します

当時、大阪市でも皆さまから多数の支援を頂きましたが残念ながら被災者の
ニーズに合わず処分したものも多数ありました。
今回は社会の支援体制も異なるとは思いますが、ヨカレと思い品物を送るのではなく、
被災自治体などの指示にしたがい冷静な対応が望まれます。
義援金はおそらく被災自治体や日赤などで構成する配分委員会に集約されると考えられます。
義援金詐欺もおこると思いますので、送り先がわからなければ日赤の口座に送る(開設はまだ)
もしくは、月曜日以降は各自治体で義援金の受付を行うと思いますのでお住まいの自治体に
お預けするのもありかと。
被災者に配分されるのは、ずいぶん先ですので急いで送金する必要はありません。
くれぐれも詐欺に注意。
あと、ボランティアで現地に行くのも必ず指示に従って行動していただきたいですね。
自衛隊や警察、消防、自治体の活動の妨げにならないようにしないとありがた迷惑に
なったら元も子もありません…


震災を経験された方の貴重なご意見です！

俺もクルマ仲間と話し合って、募金行動や救援物資を共同購入して送ろうかと思ってましたが、ご意見を十分に参考にしつつ、現地で直ぐに役立つ物や、現金を“正式な募金受付先”に送りたいと思います。