毎年「今年読んだ本&漫画ベスト10」を、HPに書いていたりしていたんですが、今年はあまり読んでいなかった(タイとNYの本ばかり読んでた)ので、漫画と本で10冊を選び、記念に残しておこうと思います。1.『スイス鉄道ものがたり』宮脇俊三(福音館書店)2.『日蓮「立正安国論」』佐藤弘夫訳注(講談社学術文庫)3.『ミスミソウ』①② 押切連介(ぶんか社)4.『わたし男子校出身です』椿姫彩菜(ポプラ社)5.『鈴木先生』⑥ 武富健治(双葉社)6.『原初生命体としての人間』野口三千綱(岩波現代文庫)7.『ディエンビエンフー』①②③ 西島大介(小学館)8.『時をかける少女 絵コンテ』細田守(飛鳥新社)9.『かむろば村へ』①②③ いがらしみきお(小学館)10.「G-DIARY」(アールコスメディア)1.私の神・鉄道紀行作家の故宮脇俊三が孫を連れてスイスに行く絵本なんですが、孫を強制的に鉄道関係のところにしか連れて行かない妥協のなさっぷりが絵本という媒体でもオブラートに包み隠しきれないトラウマ必死の隠れた名品。2.若き日の日蓮の「戯曲集」。論破できるか?3.痛々しいことこのうえないけど、妙な爽快感。4.男子校の中に椿姫のいる状況描写は、ホラーだと思う。5.こんなに「教室」に注目したのは『漂流教室』以来。6.この本の内容を人に語るとみんな笑う。7.姫、南ラオスにいたなぁ。8.絵コンテを一冊初めて見ました。細けぇなぁ。9.初めてきちんと日本の田舎が描かれた。アメリカのホラー作品に負けていない。10.バンコクがGダイを生んだのか、Gダイがバンコクを生んだのか。