昨日は『シグルイ』(山口貴由)9巻、今日は、『へうげもの』(山田芳裕)5巻と、立て続けに最新刊を生協の本屋で買って読む。前にも書いたが、山口貴由と山田芳裕は絶対この両作品で意識しあっていると思う。古田織部、この巻にてようやく主役級の働きをするようになってきたが、そうなると、かえって展開が地味になってきたのは皮肉。やはり信長、秀吉、光秀のスケールの大きい山田流黒歴史の中で、狂言まわしのように驚き続ける古田織部の姿こそを見たい。にしても、自分が最新刊を待って読んでいる漫画、『鈴木先生』(双葉社)『団地ともお』(小学館)『シグルイ』(秋田書店)『へうげもの』(講談社)『スティ-ル・ボール・ラン』(集英社)『デトロイトメタルシティ』(白泉社)『特務咆哮艦ユミハリ』(幻冬舎)と奇妙に出版社ふりわけられている。そう考えると『金魚屋古書店』は少年画報社のままでいてほしかった。『それでも町は廻っている』に期待。