「This Is It」見てきました。
<object width="425" height="344">
</object>
黒人でも白人でもなく、
男性でも女性でもなく、
年もとらず、
その体術と風貌はヒトではなく爬虫類のそれ。
神か、化け物か?
それを確かめるために見ていた。
何のために歌う?踊る?
まさに人間ではない何か。
そこに涙を流して群がる人々。
作品内で演出家が、ステージの雰囲気を「教会だ!」というシーンがあったが、
やはり現代の神を崇める空間なのか。
しかし、見世物小屋を覗くような人間心理のほうが強いというべきか。
そのうち、リハーサルでの神経質ながらも言葉を交わして作品を作り上げていく姿は、
ひとりの人間であり、職人といった感じにも見えてきた。
どこか寂しげなたたずまい。
ならば、マイケルを日本人のだれかに置き換えるならば、
はたして誰かいるだろうか?
そんなことを考えながら見ていると、
マイケルは、踊りの最中、
一瞬「アイーン」のポーズをとった。
え?
もう一度「アイーン」をした。
志村?
・5人組からソロになる
・入念なリハーサル
・アドリブを嫌う完ぺき主義
・孤高の人
・グループ
・荒い金の使い方
・都市伝説
ライブステージをコントに置き換えれば、
マイケルは志村に見えてきた。
ようやく親近感が出てきた。
Posted at 2009/11/13 22:05:06 | |
トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ