コサキンが今春ついに
終了するということがわかった。
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もう聴かなくなって10年たつが、
中学3年から大学卒業までの約8年間は毎週聴いていた。
関根の思想下の中で今の自分の人格が形成されたといっても過言ではない。
人生を変えたラジオ番組だった。
友達もコサキンリスナーだけだった。
関根を追い続けて、出演するテレビも逐一見て、
関根がどうやって今の位置にいるかもほぼ把握している。
ここにきて関根の妄想力が注目され始め、
関根メインのDVDも制作されたりしているが、
関根の最近の「老い」を見るにつれ、少し遅かったような気もするし、
ひょっとして周りがまだ関根を生かし切っていないような気もする。
関根がラジオで作り上げた、
「意味ねぇ~!」「くだらねぇ~!」「ひっでぇ~!」
という楽園。
世間一般の「意味」「価値」「善悪」を解体し、
自分の視点と趣味と知識で再構築していく作業。
それは確信犯的な狂気であり、
その狂気がしっかりと根底にあるからこそ、
表の絶対的な常識なふるまいにつながっていく。
「ばっかでぇ~!」と叫んだあと、
「これあげよう」と相手を救う。
それが関根イズムであり、
それを一生をかけて実践し続ける姿勢にわれわれは興奮した。
コサキンが幕を閉じても、
「意味ねぇ~!」は滅びず。
「タンパク質~!」
Posted at 2009/02/22 20:58:23 | |
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