先日びじぇいさんと一緒に見てきました。
今のうちに、
ヱヴァ破について・・・。
今回のヱヴァを見てまず浮かんだのは、
島本和彦が現在でも連載している作品『アオイホノオ』だった。
島本の青春時代の自伝的作品だが、
この作品に同級生として庵野総監督が
登場している。
その時から特撮とアニメ(作品内でパラパラ漫画でモノを動かすシーンに象徴される)にすべてを賭けた男として・・。
この学生時代から抱き続けた庵野の「夢」と今回の作品が、見事につながってると思った。
そのせいか、物語展開もキャラクター描写も、
すべてエヴァや使徒という造形物をアニメという技術の上で気持ち良く動かすための刺身のツマになっているように感じた。
だからこそなのか、その「脳内」に感情移入できないんだよなぁ。
自分が、プラモやメカや特撮が苦手なせいもある、かな?
逆に、富野にとってMSや設定は、
自分の思いを仮託した登場人物にセリフを言わせたり行動させるための刺身のツマにしていた気がする。
だから富野の「脳内」とは、ヤザンとかを通して唯一「Z」では、感情移入できた。
あと、声優に関してだが、
林原の声が白石冬実化していた気がしたのだが・・。
なんにせよ、ここまでやるか、というクオリティは感じたので、見れて良かった。
エンデイングロールで「ぼくらの」の鬼頭の名を見た時は複雑な気持ちになったが。
Posted at 2009/07/07 03:30:28 | |
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