研究用に買ったスバルのジャンクなエンジン。
とりあえずクラッチまわりがどうなっているか確認しました。

白丸で囲った部分がクラッチ。
左上の四角いカバーかミッション。
サニーとかだとクランクとフライホイールが一体になっていて、そこにミッションのメンドラと一体になったクラッチディスクがカバーに挟まれて断続出来るようになってます。
フライホイールからディスク、カバー、ミッションと順番に並んでる感じ。
しかしスバルはクランク脇にクラッチがあって、ミッションはその反対側。
どうなってるか気になって、本やネット記事見ていたのですがイマイチわからない。
現物にてチェック!

左がクラッチカバー、右側がフライホイール的な物、その上がディスク。
カバーとフライホイールの間にディスクが入るのは同じ。
この3点が組み立てられた状態でハウジング内に入ります。

ハウジング内はこんな感じ。
どこをどうやってミッションに動力伝えるかがわかりませんでした。

指で指してる所、コレがメンドラです。
ここにディスクがスプライン嵌合して入ります。
その手前、ボルトが刺さっているシャフトがクランク軸。もちろん、メンドラと別々に動きます。
ここにカバーが三日月キーを介しテーパー嵌合されます。
クランクからメンドラが縦に並んでるのが折り返して付いてる感じ。
指で指してるメンドラ回すと、ミッションが回っています。
バラしてみてようやく原理がわかりました!
クラッチのセンター出しも独特なやり方でした。
うまく伝えられなそうなんで端折りますが(笑)
スバルはエンジン、ミッション降ろさずにクラッチ交換出来るという話を聞いたことありますが、確かにこの造りならイケそうです。
今後、作業する時はかなり楽に作業できそうですね。
次はミッションの上の蓋開けてみますよ。
Posted at 2025/05/01 22:46:22 | |
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