ここのところ、毎年冬になると廃油ストーブが欲しくなり、試行錯誤して作ってみていました。
去年はいらないプロパンボンベを使って製作してみたが、点火、消火後の煙がひどくイマイチ。
なんせ仕事場が住宅地のど真ん中にあるので、煙はマズイんです。
実際、去年点火に失敗した際に大量に煙を出してしまい、近所の方が何かが燃えた臭いがするといって110番通報してお巡りさんが見回りに来てしまった事がありました。
幸い大事にはならず、お巡りさんにはストーブの不完全燃焼と説明して納得してもらえました。
自分で作らずに既製品を買ってもいいのでしょうが、なんせ廃油ストーブは高い!
10万近くしたりします。
無理です。
いくら廃油がタダで手に入るからと言って、初期投資が高すぎます。
だから意地でも廃品利用で作りたかったわけです。
そして今日、ようやく使えそうなものが出来ました。
それがこちら。
ペール缶に廃油を貯めて、その上に底を切ったペール缶を乗せます。
レギュレーター付きの携行エアタンクにトラック用のブレーキパイプにエアーチャックをつけたモノを缶の中に導き過流が起こるように設置。
捨てるウエスにパーツクリーナーをたっぷり掛けて着火。
それをまだ上の缶を被せていない廃油缶に入れて引火させます。
ウエスが燃えている間にパイプを缶の中に入れてエアタンクに接続。軽く「シュー」と言う程度のエア圧に調整。
暫くすると炎が出始め来るので上の缶を乗せます。
レギュレーターを回しながら一番良さげな燃焼位置を捜します。
するとやがて・・・
うん、いい感じ♪
微調整しながら燃焼させます。
かなり暖かい!
消す時は・・・
上の缶をどけてパイプも外します。
そしてすかさず缶にフタを・・・
煙は一切出ません!
消した時の煙が一番ひどいんですよね。
これで問題解決です。
明日、もう一度運転させて、いい感じになったら上の缶に傘を付けます。
後は缶コーヒー暖め用の棚を回りに設置かな~?
ちなみに今回は仕事場に転がっていた物を使ったので0円です。
廃油は無尽蔵に出るので燃料代も掛かりません。
これで作業中は少しは暖かくなるかも・・・
まあ、気休めですね(笑)
Posted at 2013/12/19 22:44:56 | |
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