昨年秋に別のSNSに書いた記録からの転載です。
スタッドレスタイヤを購入しました、ピレリのアイスアシンメトリコです。
その昔、スバルのWRCチームにタイヤを供給していた関係でピレリを好むようになり、
これまでにもP7000、DRAGO、DRAGON、CinturatoP1など履いてきました。
スタッドレスタイヤもこれが2セット目のアイスアシンメトリコになります。
冬はマイナス10度以下になり積雪もそこそこある地域で暮らしています。
車歴も長いのでそれこそ多種多様な冬用タイヤを経験してきました。
その中で辿り着いたのがこのピレリのスタッドレスタイヤです。
これまでも3年間アシンメトリコを使って来ましたが、ピレリがアジア市場
(というかほぼ日本市場)の酷寒地向けに開発した本格的スタッドレスタイヤなので
トレッドパターンはBSのVRX、YHのiG5等に酷似しています。
ゴム質は国産ほど柔らかくは無いですけど国産スタッドレスはとにかく減るので
持ちの良いタイヤは経済的に助かります。
決め手は何と言っても価格です。
フジコーポレーションにて17インチが交換工賃込みで4本6万円でした。
この価格は秋のまだ早い時期というのも有るのかとは思いますが、
かなりの激安なので製造年が古いのかと調べると2016年の48週でした。
今シーズン向けに製造された新品タイヤと言う事になります。2度びっくりです。
安かった理由の一つはメーカー指定よりも一回り大きなタイヤサイズである事です。
指定サイズだとこの値段では買えません、購入前にその辺りはじっくり考えましたが
指定サイズとは直径で10mmの違いですから車高は5mm高くなる程度です。
タイヤチェーンは使わないので車体との干渉を心配する必要はありません。
結局価格を優先し自己責任にてこのサイズを購入しました。
装着後にはアイサイトの誤作動も全く起きていません。
ちなみにホイールは下取りに出したインプレッサスポーツワゴンGGA純正の17インチです。
車は手放しましたがホイールにはまだまだ頑張ってもらいますよ。
海外ブランドですがこの地域でも氷雪性能は充分です。
横滑りはあまり得意ではないですけど直進方向のグリップはかなりのものです。
この辺は国産タイヤと欧州タイヤの開発方向の違いなのかなとも思います。
無理をしない大人の運転をすれば充分過ぎる性能を発揮します。
ピレリタイヤはサイドウォールが国産タイヤに比べて柔らか目で
乗り心地がゴツゴツしておらず、耐摩耗性も高くロングライフな点が優れています。
このスタッドレスもピレリの良さを継承しており、ドライ路面でもとても快適です。
国産スタッドレスは乾燥路面でトレッドのよじれを感じるものもありますが
そういった事もありません。スタッドレスタイヤで怖く感じる雨天時も排水には
太い3本の縦溝が効果を発揮しているように思います。
中国の最新設備が整った工場生産による価格の安さと相まって
自分が一番重視するコストパフォーマンスに関しては随一のタイヤだと思います。
左右対称シンメトリカルAWDのスバルに非対称パターンのアイスアシンメトリコ。
この組み合わせ、決してミスマッチではありません。自信を持ってお勧めします。
※追記、冬季1シーズン使いましたが性能等全く問題ありません、良いタイヤです。
Posted at 2018/10/27 21:43:36 | |
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