私はずっとFRのクルマに乗り継いできました。
なんとなくですが、前輪は操舵、後輪は駆動
と分担している方が合理的で
運転時の上質感につながるように思います。
また、特に縦置きエンジンFRの
前輪・エンジン・ミッション・プロペラシャフト・デフ・後輪
と構成されるシャシーの構成美が好きです。
まぁ、なんやかんやいって、要するにFR好きなのです。
趣味車はもう10年以上FR(ユーノス)です。
家族車もドイツのFRを6台乗り継いできました。
(買いたいと思うFRって、ドイツ車ばかりだったのですよ)
もちろんFR以外が嫌なワケではありません。
(@てか何でも好きです)
私は、免許とった当初よりしばらく、
主にホンダの癖の強い(?)FFに乗ってました。
シビックとかプレリュードとか。
まだ私も若くて感受性が高かった頃です
(私にもそんな頃がありました…40年ほど前ですが…)、
若いころにどんなクルマで運転を習得したか、って
その後のクルマ人生に大きな影響を与えるかと思います。
実際、ホンダのFFで過ごした私は、
今でもFF特有の操作感がとってもしっくりきます。
ただひとつ付言すれば、もっとも感受性が高かった頃に
乗ってたのは機械式4WSのプレリュードでした。
この、挙動が特殊すぎる(?)機械式4WSに慣れたせいで
いまでも普通のクルマでの駐車時のバックは苦手です。。
(@言い訳か?)
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閑話休題
FRの話でした。
最初に買ったFRはBMWの3でした。
試乗で少し乗ったただけで、
「ナルホド、これがFRか、コリャええわ」
と思いました。
「これからはFRの時代か」
と思いました。
(クルマの歴史に逆行です。)
ただ、ここで、疑問に思われるかも知れません。
たとえば、
FRの上質感なんかオマエにわかるんか?
そんなんわかるほど感性が鋭いんか?
気のせいちゃうんか?
シャシーの構成美ッテ ナニソレ、オイシイノ?
とか
あるいは
目を瞑って乗ってみろや、FRもFFもわからんやろっ
わかりもせんくせに偉そうに言うなっ
とか いろいろ
そんな声にお答えするとすると…
はい、私の感性はそんな上等ではありません
おっしゃる通り(@?)です。
目を瞑らずともFRとFFの違いなんてわかりません
(@その前に目を瞑って乗ったら危ないですやん)
おっしゃる通りです。
>>>>>
そりゃね、「昔」のFF車なら区別できるかも知れません。
いろいろ癖ありましたもんね。
でも「現代」のクルマなら、駆動方式によらず
どんなクルマでも十分に上質と感じます。
そこんところを区別できるような上等な感性を
私は持ち合わせていません(@情無)
だからいまの家族車をFFのプリウスにすることにも
何の抵抗もありませんでした。
FFならいろんなメーカーに
いいのいっぱいありますし
>>>>>
私の記憶では、BMWが初めて2シリーズのFFを上市したとき、
あるいはメルセデスのBクラスが2代目にチェンジしたとき、
このころからFFのデキがすごく良くなったと感じました。
あるとき、車検の代車が
新型(2代目)にチェンジしたばかりのBクラスでした。
新しいFFのデキはどうじゃろか?
なんて上から目線で乗ったところ、
すごく良くて驚き
「BクラスってFRになったの?」と思いました。
でもやっぱりFFで
「あぁっ、オレにはもうFFとFRの区別はつかない」
と思いました。
あのころからですね~
老化で感性が鈍った説も有力ですが…
まぁ、逆にいうと、それ以前のメルセデスのFFは
かなりかなりだっともいえますが。。
BMWは最初のFFからいきなり良かったですが、
これはミニでの経験があったからかも知れません。
(開発部門間で風通しがよければね)
>>>>>
すみません。今回、ここまで前置きです。
思い出話による前置きが長くなり、
しかもあんまり意味もないという
いつものパターンです。
>>>>>
ここから本題です。
長く長く前置いたように、乗ったときの感じでは
私はもうFRもFFも区別つきません。
それどころかMRもRRも4WDも6WDも8WDも
キャタピラさえも区別つかないかも知れません。
(@RRくらいはわかるか?)
(@6WDてナニ?AWDのタイレル?8WDてタコ?)
(@キャタピラて)
でもいまだにFRが好きなんです。
なぜか
運転時の上質感とか、そういうのは
今はどうでもよくなりました
てかFRでなくても十分に満足です。
前述のように家族車も今回からFFです。
なんの文句もありません。
なのにまだFRがいいと思う理由は、
<FRのMTのシフトチェンジの爽快さ>
これに尽きます。
シフトチェンジの感触が上質だからなんです。
FRのユーノスのシフトリンケージは
ダイレクトリンケージです。
ワイヤーを介しません。
金属同士の、遊びが極小な感じの、
カチン カチン
とした爽快な操作感を与えてくれます。
これが快感です。
私がいままで乗ったクルマで、
MTシフト操作の快感が忘れられないのは
いずれもFR車です。
てかユーノスです。
まるで
精密にガッチリと造られた金庫の
精緻な閂の取っ手をガチリと動かすような
あの
カチン
とした金属感のような手応えがいいのです。
(てか構造的にいってホントの金属感です)
>>>>>
普通に走りながらシフトチェンジするだけで
精緻な金属感の手応えが
カチンときます。(@怒っているわけではない)
FR以外ではどうしてもシフトリンケージに
ワイヤーを介すものが多いです。
(@たぶんね、ようしらんけど)
ワイヤーのMTの
ゴクッ
とした操作感もキライではないですが、
やはりカチンとくる方が私的に好きです
(@怒るわけではない)
いまこうしてPCに向かっているときでも
ユーノスの運転を思い出せば
左手にシフトチェンジの感触が
カチンときます。(@怒っているわけではない)
思い出すだけで爽快です。
この爽快感、ユーノスが低パワーでミッションに
負荷がかかりにくいことにも起因するかもですね
(@しらんけど)
このカチン、カチンとくるところが
(@怒っているわけではない)
私がいまでもFRを好きなわけでした
いいオチがなくてすみません
>>>>>
…ということは、
私がいまでもFRが好きなのは、
<MT車に限る>ということですかね
>>>>>
う~ん、この話題、前にもブログったように
思えてきました。
2度目か? もっとか?
まぁ、何度も同じ話するのが
老いの特徴ということで
大目にみてくださると幸いです。
ボケ予防のためにブログ書いてますゆえに
(@予防になっとらへんけど)
Posted at 2022/10/22 23:25:31 | |
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