運転適性検査

先週の金曜日、新しくきた上司に呼ばれ

『鈴さん、運転適性検査を受けなさい』
『？　どしてですか？』

『危ないから・・・』


え。
あたしの運転が危ないとでも？

『いや、そういう意味でなく・・』

皆さん通勤車が軽自動車の中で
あたしだけがあんなスポーツカーだから？

『ま、まあそんなところです』

・・・・。


というわけで行ってきました適性検査。

つかですね
試験場にわが愛車で着いたとこからして
なぜか注目されまくり。

『？』

目をあわすと皆さん顔をそらすのはナゼですか？

・・・・。

気に入らないので
試験官らしきスーツ姿のおじさん全員にメンチきりまくり。


検査は、４人一組で受けます
通常勤務中なので、当然受ける人も少なかったため
すぐ入れました

検査内容は、

左から来たボールが目標にきたらスイッチを押す
左右反対のボタンに反応する
矢印の後ろを通るようにしてハンドルを動かす

という３種。

検査機に座ったとたん

『試験官？』
『はい何ですか？』
『クラッチがありません』
『オートマだと思って運転してください』
『オートマ運転忘れちゃいました』
『・・・・。』

わかりました
グダグダ言うなってコトですね


ヘッドフォンをつけて画面を見てたら
一回目いきなり検査説明
ぜんっぜん解らねぇ。
と言ってるうちに検査開始

『４番さん！』
『は、ハイ！』
『真面目にやってください』
やってンべさ！！

一回目検査終了
二回目へ。
またいきなり説明
何言ってんだか、ぜんっぜん解んねー
と言いつつ慣れたなと思った頃に検査終了

『４番さん』
『はあ？』
『間違い多いですよ』
うるせーよ！

三回目もいきなり開始
もう説明わかんないから適当に・・

『４番さん』
『あ゛あ゛ッ？』←もうかなり不機嫌
『適当にやってるとこちらで解りますよ』

・・・・。
会社の検査でなかったら、コイツ絶対〆たる！

というわけで無事に検査終了
もうかなり不機嫌。

『どうでしたか？』
『ゲーム苦手なんだよあたし』
『これはゲームじゃなくて検査です！』

どう見てもゲームじゃん・・・


その後検査結果を持って診断士に今後の指示をいただく
したっけ

『鈴さんは、運転技能Ｄランクです』
『そうですか』←かなり不機嫌

『Ｄランクと言うのはですね』
『はあ』

『運転技能的にはかなり危ない部類です』
『へー』←超不機嫌

『半年に一回は事故を起こしていませんか』
『いや、まったく。』

『そんなはずはありません。結構危ない運転をされるでしょ？』
『そんなはずねーって言われても。２２年間無事故よあたし』
『・・・・。』
『つか半年に一回事故するって、その決めつけはドコから来るのよ？』
『・・・・。』
『だいたいさぁ、こんなゲームみたいなモンでその人の運転技能全部わかるんかよ？』

かなり頭にキてましたが
今後も安全運転目指すため
いちお診断全部素直に聞いてみる

『例えば人通りの多い商店街を通過するときですが』
『はあ』
『お爺ちゃんお婆ちゃんをドケドケ言いたくなるとかは？』
『ありません』
『えっ』
『そもそも、そんな人の多いところは絶対通らないし。』
『・・・・』
『つかそんなに人通りが多い時間帯とか商店街って、大概車両通行止めじゃないの？』
『・・・・。』
『例え近道でも、わざわざメンドクサイとこ通るの嫌いだな』
『はあ・・・』
『だったら遠回りでもスイ～っと通れるところを通るよあたしなら。』

やばい。
別に苛めてる訳じゃないのに診断士が泣きそう

というわけで、ほかの人より長く診断がありましたが
無事に終了いたしました



月曜日に会社へ結果報告をしなくちゃいけないんだけど

上司になんて言おうか考え中