こんにちは、カボさんです 😊
前回のブログで空力バランスを崩してしまい劇的すぎる挙動変化から怖かった事とバランス取りを空力以外のセッティングでやりバランスを戻してみた事を書きました 😊
これはフレンドさんから頂いたコメントで正解を取説や他でも案内してほしいとの事でしたので今日は基本的な考え方を少し書きます。
ただ アンチやからかいではない視点で見れる方、読んだら何かの足しになるかも?そんな視点で読んでいただけると助かります^_^
もし興味が出られたら基本的な知識は
航空力学の考え方からかける力の向きを上下逆学んでいただくのが一番かと思いますが 今回のブログが考え方の参考や始まりに慣れればお役に立てるかもしれません😊
今はAIにすぐ聞けますから😊
よく車において空力と触れると抵抗の話が出てきますが "ご本人がドライビングに絡めた目的をどこに持っていきたいか?"
ここ大事です。
ステージをどこの領域にするか…とか…
最初に今回書く内容は高速域での走行を安定した状態に持っていく事を目的に書いていきます。
ざっくり簡単に書きます。
車は高速域での走行が始まりますと
床下からかかる風の圧力で揚力がかかり接地力が低くなっていきます。
上を通る風との兼ね合いもありますがざっくり書いてます。
"皆さんが ダウンフォースを得たい!"
もしかしたらそんな風に考え始めたのは100キロ付近からステアリング感覚が軽くなりシビアな感覚が嫌、怖いだったり、コーナーを安定して早い状態で走り抜けれたらなぁ…そこからではないでしょうか?
もう一度触れますけど今回はそんな安定した方向へ持っていくためにどう考えればよいかの内容にしてます。
基本的にこの上向きにかかる圧力(揚力)を減らしまたはなくせれば理想です。またそれはどこにかかりやすいかの場所は前後のタイヤハウス内上部、と床下全体にかかりやすいです
・前輪タイヤハウス
・後輪タイヤハウス
・床下
に高速域に80キロ位から感じ始めますかねたぶん…
ここら編で浮かせようとする力がざっくりこの3箇所にかかってきますのでこの3箇所が課題というイメージで考えて下さい
ここから前後輪のタイヤハウスに視点を移しますが極端に書くと前輪にかかる圧力が進行方向上先に入るので圧力が高くボクも皆さんもその好きじゃないふわふわ感はここが一番悪の根源?です
悪でもないですけど原因 ^_^
ここの揚力をなくせば大半揚力の原因を取り除け浮き上がろうが減る方向にできます。
しかし、先に書きますと車の走行は極論全体のバランスが安定してこそ安心安定な走りができますのでここが大事な考え方です。
どうしても若い頃の自分もそうでしたが 、ここらへんに対策できるであろうパーツからの視点で目に移りがちですがここからの考え方は目的です。
考え方のイメージは、
・前後輪付近の揚力を減らす
・特に前輪付近が重要なので前を重視する
・床下にたまる、ゆっくりになる風を後方へ素早く抜いてやる
では
ここからその効力を期待したいパーツに移っていきますが、
・タイヤハウスに床下やタイヤハウス前方から風を入れない。
・タイヤハウス内で巻き上がり続ける圧力がかかっている風を抜く事
こう考えると、
・カナード:巻風を起こし吸い出させる
・ダクト: 換気口から抜く
が主なパーツです。
肝心なのは、
ダクトはそこからきちんと換気できているか…
カナードやカボワンのバンパー両サイドもですけど巻風をホイール横特にホイールセンターを目指すが有効に送ってやる取付ができているか…?
またはホイールセンターの上下でも良いですがきちんとタイヤハウス内の上下でもその圧力を吸い出せているか?
ここが上手くできていないと効果の出ていない状態です。
パーツの意味に繋がるイメージとしてここに触れて書きます。
垂直に近くなると風はその後に巻きながら進んでいこうとします。その巻く中には時折真空が起きます。真空は空気がないですから圧力の無い方に空気は流れ吸出されていきます。
ここの揚力低減での利用はこのドラッグ種の巻風を利用して圧のかかった風を吸い出します。他でもボンネットから熱気を抜きたい時にレーシングカーにはダクト前につけてますよね。
風の利用方法としては、このドラッグをどう利用するか、またはそのドラッグを無くす方向で減らすか?
もしくは整流していかに早く流すか?
ここです。
タイヤハウス内の圧力低減の考え方を書きましたが、床下から掛かる揚力について続きます。
床下を流れていく風は基本的に車の上面を流れていく風と同様になるべく速く抜いてやると良いのではないかとイメージがあると思いますが簡単に書くとそれをやってやると車両は高速時に床下面でダウンフォースがかかりやすくなります。
浮き上がりにくくなり接地圧力が低くならずに済みます。またはタイヤを地面に強く押し付けられるようになります。
ですが、自動車の床面にはアーム類や排気管、場合によってはプロペラシャフト等を通すための窪みがあります。
先程少し触れた垂直に近い角度は風が巻こうとします。巻くイコールドラッグが発生。床下はこうしたドラッグや窪みに入り込んだ風の吹き溜まりだらけです。対策がされていない車の場合です😅
イメージで伝えますと、
吹き溜まりには風が当たり続け圧がかかり続け持ち上げようとします。そうまた揚力です…。
ドラッグは乱流乱れた風ですのでゆっくりな風になります。風は速くなれば圧力が低下していく方向になります。逆は圧が上がります。
今回はこの辺にして揚力課題箇所とその対策への考え方についてを終えようと思います。
読んでいるのも疲れたのではないかと思いますので…いやぁ…スマホで打つのも疲れました😅
今回なんとなくイメージは湧いてますでしょうか?
ウンチクを垂れたくて書いたブロクではなく空力に興味を持ってほしい。そんな気持ちで書きましたので優しい視点で見ていただければと思います😊
次回はもう少し空気特性の圧に関係する動きみたいなものに触れたいと考えてます。
その前に前回の空力が影響を及ぼしたバランスの崩れについて書いたブログも読んで頂くと空力侮れない…そんな視点でも次回を見ていただけるのかと思います。
また次回へ See you〜〜〜😊😉