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2020年04月22日

映画『天国に行けないパパ』

映画『天国に行けないパパ』  前回に続いて、今回は映画『天国に行けないパパ』について思ったことをつらつらと書いてみようかと思います……というか、主にツラツラ書くのは車に関する場面ですが(厳密にはカーチェイス)。

 この映画は1990年公開のアメリカ映画で、原題『SHORT TIME』で、コメディ系です。しかし、コメディ系とは言いつつも、笑いあり涙ありのドラマチックな部分が有ったり、ド迫力のカーチェイスシーンがあったりと、かなり面白い作品です。

 以下、まず概要を……。

※主な物語
 主人公であり、定年間近の”警察官バート”は、あと2週間という定年期間を迎えようとしていた。


 兎にも角にも身の安全が第一で、防弾チョッキは2枚重ね、危険な行為には手を出さないようにしていた。指名手配犯を追跡する際にも、ビルとビルの間を掛け飛んで逃げる犯人の追跡を拒んだほど(その間に他の警官らがジャンプして飛び越えていたが)。


 その大きな理由は、10歳になる息子ダギーを、どうしてもハーバード大学に行かせたいという願いをかなえる為であった。無論、それは彼自身の夢で、息子自身の想いに沿ったものではなく、ほぼ押し付けがましい願いではあったが。


 ふと、ある時、健康診断を、相棒と共に受けたバートであったが、その際に居合わせたバス運転手が、薬物検査で引っかかることを恐れて、たまたま一緒に検査を受けたバートの血液と自身の血液を、名前を入れ替えてしまう。


 そんなことを知る由もないバートだったが、後日、医師から余命2週間を言い渡されてしまい、愕然とするバート。


 しかも夢で、息子のダギーがハーバード大学の入学試験に合格するも、生活資金難で入学できない……という内容に、居てもたってもいられなくなった彼は、別居中の妻に余命2週間であることを言えず……


 自身の保険金を降ろして、大学への足しにしようと決意する。幸いにして、自身に掛かっている保険金で賄えると知って安堵するが、その保険金は在職中に降りる事になる。しかも、在職中とはいえ、降りる条件は……。

 殉職したらの話であった。

 それでも構わない、とバートは上司に対し「昼夜勤務」を押し通し、犯罪の巣窟にわざと勤務を志願した。それには上司も唖然とし、退職前で気がおかしくなったのではないかと心配する程だった。

 バートは、自ら危険な勤務に付き、何とか殉職しようとするが……。

――というのが、主な流れです。
で、私にとって肝心なのは、この映画最大のアクションシーンであるカーチェイス。

 偶然、無線に入った指名手配犯の追跡の応援要請を聞いたバートは、自らの管轄外である区域であるにも拘らず駆けつけると言い張り、果ては相棒を置いてけぼりにして、自ら車を運転し、ハイウェイを爆走する。
 ↓これが、バートの乗る覆面警察車両『プリムス・グランフューリー』或は姉妹車『ダッジ・ディプロマット』


 時速145㎞(90マイル?)でかっ飛ばし、他の警察車両の警官からは「自殺でもする気か!?」と驚いていた(145㎞って本当なのか……)。他の警察車両や民間車輛の間を140㎞くらいですり抜ける様は、間違えば大事故に繋がりかねないが。


 犯人の載る車両『ポンティアック・カタリナ』


 武装した犯人は機関銃で警察車両を穴だらけにする。


それを見たバートは……。

「機関銃か……いいぞ!」
 他人が見れば気がくるっていると言われても仕方ないが、俄然、撃たれる気満々だった。

 殉職の為なら何だって構わない、と言わんばかりに、パトカーを押しのける狂気ぶり。


 しかもその結果、左ライトは完全に無くなり拉げてますが、バートは気にしない。


 そんなバートに、犯人が機関銃を向けると…。


 わざと煽るバート…。


 「やってやんよ」と言わんばかりに狙い付ける犯人。


 機関銃を撃ち込まれるも避ける気配すら見せないバート。
しまいには…。

 と、殺され願望まっしぐら。

穴だらけになるパトカー。ボンネットもめくれ上がり、フェンダーも外れる損傷ぶり。


それでも追跡するが、ふと分離帯で逃してしまい、ここで殉職のチャンスと叫ぶ。


 わざとハンドル切って、坂を転げ落ちるパトカーとバート。


 だがしかし、バートは生きていた。


 シートベルトを外し、新たなパトライトを屋根に乗せた彼は、ボコボコになったパトカーを走らせて再び犯人を追う。

 この時点で、もうおかしい……w

 これで走ること自体が不思議なパトカー。


 まさかの追撃にびっくりした犯人は、また銃撃しようとするも……。



 猛スピードで追突されてマシンガンを落としてしまった

 追うわ追うわのバートの追撃ぶりは生半可なものではなく、一瞬でも立ち止まれば……。

クラッシュ!!

 しかも犯人に向けてこの煽りよう……。

 中々、こんなキャラはいないでしょうw

 道が狭かろうが、逃走車と並んでぶつけ合い、こすれ合い、挙句には導入の障害物をぶっ壊し……。




 また煽り……。


 犯人も違った意味で身の危険を感じる始末w


 狭い道路から大通りを突き抜け。



 ジャンピングし…。


 駐車している車の屋根を破壊し…。



 道路を爆走する2台。


 しかし、ここでバートは先回りして、道を車ごと塞ぐ


敢えて突っ込む犯人w



 さり気なくビートルが……w

 なんという大騒動。


 そして、何で生きているのかと不思議なバートさん。


 犯人はこの有様(因みに重傷で病院行きですが、バートはケロッと無傷です)。


 そんな犯人に向けて言った一言…。

 いやいやいや、バートさん、貴方の運が強すぎるんですよ。

 でもって、殉職どころか名誉賞を貰う羽目になってしまう。


――とまあ、カーチェイスを長々と書き込んでしまいました。

この作品の結末に付きましては、興味があったらご覧ください。
なお吹き替え版は無く、字幕版だけのようです。
『死ぬ気なった人ほど恐ろしい』ってのを見せてくれる映画です。

それは兎も角として、車両は化け物じみてますねw
無論、撮影用に何台も用意しているんでしょうが、本当にこれだけ丈夫だったとしても、ここまで壊れたら完全に廃車ものです。

とはいえ、私も、このグランフューリー又はディプロマットには、一度乗ってみたいですね。
元々この車は、プリムスフューリーの派生型かつ後継車として販売されていたようで、ダッジのディプロマットととは殆どフォーマットも同じ。違うのは、多少のグリル交換やボンネットのエンブレムくらいなのだとか。
アメ車にしてはサイズダウンした方で、形も角ばっていて、ザ・セダンな感じが好きです。

――と、長々と長文になってしまいました。
また何かあったら書いてみようともいます。
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Posted at 2020/04/22 18:14:55

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