エンジンマウント 強化剤
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エキマニ交換の際に、フロントバンクのエンジンマウントを取り外しました。マウントが切れたりと明らかな劣化は見当たりませんでした。しかし、取り外しに苦労する場所のため、ついでに新品交換!としたいところです。節約して強化エンジンマウント剤を注入することとしました。
ヤフオクに出てるエムアーツモータースポーツ製の強度65
送料込みで6,000円程
新品マウントは4個で約60,000円
エキマニ交換の際にエンジンの前後を実施。
その後にエンジンの左右。
2
エンジン前側
エキマニ交換の際には外した方が作業しやすい場所。マウント取り外しにはロッドA、センタロッド、フロントビームを取り外さなければならない。かなり面倒です。
エンジン後側
ロッドAが外れていれば、簡単にとれます。
マニュアル5-13、5-15参照
3
エンジン左側
エアクリーナーボックスを取り外します。マウント付近、エンジンに着いているステーらしきもの2個を外さないとマウントが取れませんでした。アース線もありますので、取り付けの際は忘れないように。また、マウントを固定しているボルトが深い場所にあります。ラチェットで脱着しましたが、長いエクステンションが必要です。私は3個連結しました。
4
エンジン右側
ACジェネレーターを外さないと取れません。装着時にベルトの張り調整が必要になります。触りたくないのですが仕方ないです。どうせ外すなら新品ベルトを用意しておくべきでした。。。
マニュアル16-80、16-84参照
5
硬化剤の使用は簡単。
まずは丁寧に脱脂。パーツクリーナーでじっくり洗浄。その後に付属のシンナーを使ってみると、まだまだ汚れが取れました。パーツクリーナーだけで済ませず、必ずシンナーも使うべきと思います。
次に片側をアルミテープなどで養生します。100均で売っているもので良いですが、厚みがあるテープの方が使いやすいです。隙間があると、硬化剤が漏れてくるようです。しっかりと養生します。
6
材料を混ぜ合わせます。二つの材料を質量比1:1で混ぜるだけ。測りは必須で、キッチン測りを使用しました。付属の容器は大きく感じたため、紙コップを使用。前後マウントは1個につき、40gずつの合計80gで丁度よさそうです。左マウントは60gずつの120gほど、右マウントは片側に20gちょっとを両面に。
7
流し込んだらヒートガンで表面を温めます。気泡が出てきますので、取り除きます。あとは12~24時間の放置で完了、ということです。
私の場合、冬場のプレハブガレージ(夜は0℃になる)にて施工。温度が低いためか24時間で硬化には至りませんでした。家の中でもう1日保管。
硬化後、表面にひび割れができてしまいました。
8
試走した感じでは、室内に不快な振動が伝わってくることはありませんでした。
私の用途では強度65で良かったです。
必要なもの
アルミテープ
紙コップ・割りばし(材料を混ざるために)
キッチン測り
ヒートガン
使用した工具
長いエクステンション
14mm超ロングのストレートメガネ(ギアレンチ付)
17mm超ロングのストレートメガネ(ギアレンチ付)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク