
14万キロ近くなり異音やバタつきの気になっていた足回りを思い切ってリフレッシュしました。以前からやってみたかったローダウンも敢行。
交換部品は前後ショックアブソーバ・スプリング・アッパーマウント・後ろのスプリングシート等一式。ショックは純正が廃盤のためカヤバニューSRスペシャル、スプリングはRS☆RのTi2000という鉄板(?)の組み合わせ。ついでに冬用の14インチから15インチの夏タイヤに戻しました。
交換後の車高は写真の通り欧州車純正のような絶妙なフォルム。後ろに外したストラットを積んでいるのでリアは本来写真よりほんの少し高いです。
乗り味の第一印象としてはかなり硬いぞ・・・これはやっちまったか?という感じ。
初日・短距離走の感想としてはダウンサスの影響か60キロくらいまでフルフルと上下に落ち着かない揺れが発生し、ショックの減衰が高いため路面のうねり凹凸をモロに拾っている感覚。夏タイヤのロードノイズも大きいためいきなりスパルタンに変化し、なかなか戸惑いを隠せませんでした。
しかしその印象を引き摺るのはあんまりなので、さっそく交換翌日に峠&バイパス&高速道路で計200kmのインプレを実施。これで嫌な印象がだいぶ変わりました。
まず、コーナリングが楽しい。今までロールが大きくゆっさゆっさしていたワインディングがビュンビュン走れる。これに関しては妻も同意見で安定感・安心感が大幅にアップした感じ。
ピッチングも減少し、ブレーキングでの急激な姿勢変化がかなり小さくなりこれも安心感につながりました。
高速道路では120キロ付近から発生していた危ういフラフラ感が激減し、コシのあるハンドリングが現れたのでどこまでも飛ばしたくなる印象。
交換前に感じていた荒れた路面でのバタつきは収まり、グゴゴーと鳴っていた異音もピタリとやみました。
路面のインフォメーションがかなり素直に伝わってくるのは変わりませんが、スピードバンプや踏切などの段差はタンッ!と一発で収束し意外と心地いい。
ゆすられ感も初日に比べ減ったような、体が慣れたような。。
総じて、マッタリとした快適性は影をひそめ、その分楽しさのレベルがグンと上がり元気なクルマに変身したように感じました。
これから慣らしや馴染みが出ることによりどう変化するのか楽しみです。
ちなみに外したショックはガスが完全に抜けた模様で押し込んだシャフトは全く戻ってこず、パッキンが傷んでいるような抵抗感と異音がありだいぶお疲れの状態でした。
Posted at 2023/03/26 18:02:27 | |
トラックバック(0) | 日記