ステアリング交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
エアバッグ暴発を防ぐため、10mmソケット等でバッテリーのプラス端子を外し、15分程放置します。
外した端子が他に触れないようウエスなどでくるんでおいた方が良いです。
2
イグニッションOFFの位置でステアリングロックを効かせます。
ステアリング脇(左右)のT30トルクスボルトを緩めます。このビスは外れないのでユルユルになればOK。
かなり固く締まっているのでレンチじゃないと回らないと思います。
3
ボルトを緩めるとエアバッグユニットが外れます。まだ配線が繋がっているので注意。
4
エアバッグ裏のカプラーを外します。
黄色いプラ部品を精密ドライバー(-)でパチッと持ち上げ、黒いカプラーを引き抜くと外せます。
5
ステアリングスイッチ・ホーンスイッチのカプラーを爪をつまみながら外します。
これでステアリング単体になります。
6
ステアリング中央の19mmナットを外します。
奥まっている上かなり固く締まっているので、私は30㎝くらい握りのあるレンチにロングソケットアダプターをつけました。
※写真はトルクレンチですが、逆回し対応で十分余裕のあるものを使っているため問題ありません。
7
一旦ナットを外し、ステアリング軸の頂点が分かるようにマーキングしておきます。
8
外したナットを再度を突き当たるまで締め、少し戻します。
この状態でステアリングを後ろから叩いたり引っ張ったりするとステアリングが外れます。
ナットが無いとステアリングが外れた際に顔にぶつかるので注意。
9
ステアリングを外したら、速やかにマスキングテープなどでスパイラルコードが回転しないよう固定します。
作業中これがくるくる回ってしまうと、ウィンカー戻しの挙動がおかしくなったり、壊れるので注意。
10
ステアリングボスのTOPマーク(この製品の場合赤い印です)を先ほど軸に付けた印と一致させ、軽く押し込んでセレーションの噛み具合を確認します。
※写真はMOMO用のホーンリングがついていますが、不要な場合外します。
11
ボス根元にあるプラパーツのくぼみとスパイラルコードの突起が噛み合うことでウィンカーの制御をしているようなので、ココがきちんとハマるかも確認します。
問題なければボス付属のナットを指定トルクで締め付けます。
この製品は17mmナットでした。
※以降の写真にもマスキングテープが貼ってありますが、ボスの固定が終わったらはがしてOKです。
12
ボス付属のホーンスイッチハーネスを用意し、不必要なケーブルを引き抜きます。
ソニカの場合左下がホーンだったので、それ以外は外しました。
カプラーの白い樹脂部品を精密ドライバーで上方に持ち上げるとロック解除しケーブルを引き抜くことができます。
引き抜いた後は白い部品を押し込み、再度ロックをかけます。
13
ホーンスイッチハーネスのカプラーを接続し、もう一方の端子をボス側面から引き込みます。
14
エアバッグのカプラーに警告灯の点灯を防止する抵抗を差し込みます。
15
差し込んだら黄色い樹脂パーツは押し込んで元に戻します。
※忘れると警告灯が点灯し、ディーラーで消してもらわないといけなくなるそうです。
16
端子は引っ張るとすぐ抜けてしまうようなので、結束テープで外れないように巻いておきました。
17
抵抗はボス内部に格納せず、外に巻き付けてテープで固定しました。
18
反対側。カバーで隠れてしまうので、ブラブラしていなければOK。
19
ボスカバーをかぶせます。
長すぎて根元が干渉する場合は蛇腹に合わせて短くカットします。
20
ステアリングを取り付けます。
21
ホーンスイッチに端子を差し込み、ステアリング中央に押し込み固定します。
※この製品の場合、親指のあたりにある針金状の部品がアースなので、これがボス内壁に触れることで通電します
スイッチを軽く押し、ホーンの作動を確認します。
ここは製品によって構造が違うので取説参照のこと。
22
センターパッドを取り付けます。
最後にバッテリー端子を元に戻し、オーディオ等のセッティングをして作業完了。
※個体差によってステアリングセンターがずれることがあるので、その場合タイロッド調整が必要になります。
☆この整備手帳はあくまで備忘録です。間違いも含まれているかもしれませんので、作業の際はこの記事だけを信用せず自己責任でお願い致します。
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