負傷した左手の現在

先月末、「入院・手術から半年が経過した現在、軽度の障害は残るものの日常生活を送れるまで回復した状況を鑑みて、左手の術後経過観察を終了する」
となりました。

医学的に「握力が20kg程度あれば日常生活は支障なく送れる」という基準があるそうだけど、親指・人差し指の動きと手首の可動域が少々狭いので「支障なく」とは言い難い。
縫合痕が知らず知らずのうちに僅かに縮んでしまうけど、少しづつゆっくり伸ばすように動かせば何とかなる。
厄介なのは左手の手首が80°以上外に曲げられない。ストッパーでも仕込んだのかと言いたくなる位に曲がらないので、床下を這ったりそこから出てくる動作が難儀になった。
が、ずっとこのまま生活を送る事が決まったのではない。リハビリ通院が終わった後にも作業療法士に言われたが「意識して、無理させずに、可動域を増やすように動かし続ける事が重要。そうなれるようにリハビリを続けた事で今がある。」と。回復の程度は年齢・傷の程度・個人差に左右されるが、続ける事が重要なんだと。

ようやっとスタートラインに立った気分だな。