今日「秋分の日」はお休みでしたが、午前中の雷雨に始まり終日雨模様。午後にちょっと近くに出かけた以外、昨日とは一転、肌寒くすら感じた一日を家でゆっくり過ごす。
テレビもステレオもラジオもかけずに、雨が降る音を聞いている。自分がどこに居るかによるけれど、雨粒の落ちる音、屋根に当たる音が好き。ラッシュアワーの電車の中ではキライですけど。
昔釣りをしていた頃、釣り場から湖岸のトレイルを雨の中、うつむきながら歩く時、着ているレインギアの頭からすっぽり被ったフードに当たる雨粒の音と、フードの縁を滴り落ちる雫と、それでも身体は濡れずに済む有難さ。
私の前を、同じくうつむいて進む夫、うしろから等距離で続いてくる友の気配。手に持ったミニマグライトの、または合羽の前あわせの間から覗かせたグースネックの釣り用ペンライトが照らす明かり。
辺りはすっかり暗くて、ちょっと寒くて、早くクルマの停めてある、またはキャンプ小屋の乾いた、温かいところまで着かないかな・・・と逸る気持ちと、釣れなくて疲れてても何となく満たされている心と、そういういろいろを思い出します。そんなシチュエーションで、停めたクルマの中で聞く雨粒が屋根を打つ音も好きでした。
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「暑さ、寒さも彼岸まで」の言葉どおり、夏の終わりを実感すると、いままで暑い、暑いと文句を言っていたくせに何となく寂しい、もの悲しい気分に。急に涼しくなって、風邪引かないようにしないと、ですね。
休日の夜の、何となく寂しい気分を代表するメロディは、子供の頃からこれかな・・・(日曜洋画劇場)
Posted at 2010/09/23 21:57:12 | |
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