
夜に代々木公園の近くを歩いていたら、木に取り付けた大量の青色LEDを発光させるイベントをやっていた。目に刺激が強く、早歩きで通り抜けた。
19世紀にプルキンエという人が、並んで咲いている赤い花と青い花を見て面白いことに気が付いた。夜になると青い花は明るく浮き上がって見え、赤い花は暗く沈んで見えるのだ(プルキンエ効果)。
今ではその理由はよくわかっている。人間の目の光を感じる細胞には「明るい時用」と「暗い時用」の2種類があって、「明るい時用」は赤い光に感度が高く、「暗い時用」は青い光に感度が高いためだ。
昼間はそれほど明るく見えない青色LEDの光が、夜になると明るく刺激的に見えるのはこのためだ。
Posted at 2022/12/24 13:19:52 | |
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