先日、フロント右キャリパーのピストンを押し戻したところフルードの滲みが発生したため、フロント左右のキャリパーを予備品と入れ替えた。本日は取り外したキャリパーを分解し、状態を観察した。

車体に取り付けたとき下になる部分にフルード漏れの跡がみられる。

自転車の空気入れでピストンを抜いた。

ピストンを抜いた直後に未洗浄の状態で観察すると、ダストブーツ溝周辺がかなり錆びており、錆の破片が散乱している。ピストンを押し戻した際に、これらがシールに噛み込んで、フルードの滲みが発生したのだろう。

ダストブーツを外してみると、シールの溝はそれほどでもないが、ブーツの溝は錆が酷い。外周部もかなり錆びている。

一方、フロント左キャリパーは錆びてはいるが、右よりかなりましだ。
これらのキャリパーは過去に2回DIYオーバーホールしており、最後は約6年前だ。もう1、2年早くオーバーホールした方がよかったと感じた。
このキャリパーたちは、オーバーホールして保管しておこう。付け替えるだけなら簡単なので、2年に一度くらいの頻度で付け替えようかな。
Posted at 2020/05/23 23:28:14 | |
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