
3月8日の日曜日の朝になりました。
今の東京の気温は8℃ほどですか、春も近づく時期らしい温度ですね。
「ぷしっ!」
あ、気にしないでくださいな(爆)
おはようございました、よっぱーです。
今朝は少々長くなりますので、お急ぎの方は後ほどゆっくりと・・・にしてくださいね(いらなく恨まれても困るので・・・笑)
えーと・・・
昨晩は、本当に飲みに行くつもりでおりました。
友人N氏(東陽町界隈では、「E.H.エリック・プランクトン」とも呼ばれている)に「飲みに行こうぜ」と電話をかけたくらいですから・・・。
彼にふられて、「しょーがねーなー」とぼやきつつ家路についていた首都高速でラジオをかけた時に気がついたのです。
「あ、今日ったら、『日韓戦』じゃん」
そうでした!
危うく見逃すところだったのです。
ワールドベースボールクラシック、略して「WBC」の日本国対大韓民国戦!
かの国との一戦というのは、協議種別の関係を問わず、常に「因縁」やら「宿敵」やらという冠頭符がつくようになりましたねえ。
日本と韓国との間には絶えず「歴史」「支配」「旧宗主国」といった関係の文言が付き纏います。
太平洋戦争に負けた日本は敗戦国となり、その日本の支配下にあった朝鮮半島や中国の東北部、台湾島、その他地域は開放と同時に戦勝国となるわけですが、どういうことだか朝鮮半島ではことさら強烈に日本に対する「意識」を強調される傾向にあるようですね。
日の丸の旗を燃やすなんてことはしょっちゅう起きてしまうわけでして・・・。
野球に的を絞りましょう。
日本のプロ野球が始まったのは1936年のことです。昭和11年ですね。
その頃朝鮮半島には、今で言う高校野球、当時の中等学校野球では競技として行われていました。甲子園にも1921年の釜山商業から1940年の平壌一中まで、12校が「朝鮮代表」として出場しているわけですが、そこから韓国でのプロ野球の誕生までには長い時間が経過することになります。
韓国でプロ野球がスタートしたのは1982年。初期のころに活躍した選手には直前まで日本のプロ野球界に身を置き、足跡を残した選手たちも多く、未だ破られることのない「4割打者」や「30勝投手」なども日本プロ野球界出身者でした。
無理もありません。
できたてのプロ野球と50年近い歴史を持つ日本のそれとは、レベルが違います。
対抗意識を強く持つ韓国では「とにかく日本に追いつき追い越せ!」とハッパがかかるのには無理もありませんよね。
以来二十と有余年・・・。
歴史的対抗心と地理的対抗心、そしてプロ野球誕生当時の経緯から来る対抗心をぎらぎらと「煮だらがした」(これ南部方言ですが・・・)韓国チームはやがて力をつけ、実力的には日本と見劣りをしないレベルまで引き上げてきています。
3年前の「WBC」でも何度も日本を破り、先の北京オリンピックでも日本を圧倒!
当然「今年も」と意気込んでくるのはごもっともなことです。
なのですが・・・
韓国の主戦投手(酒仙じゃねえよ、それじゃオレになっちゃう)は金広鉉。弱冠20歳。しかし昨年の最多勝投手で最多奪三振のタイトルホルダー左腕!
オリンピックでも日本の前の立ちはだかった若きビッグマンですね。
当然今回も日本を捩じ伏せ。抑え込む!との意気込みで来ているのでしょう。
けれども勝手が違うのです!
よ~く考えてみてください。
1)3年前のWBCの時には、この投手はチームにいませんでした。
2)オリンピックは8月、WBCは3月と時期が違います。
3)金広鉉投手の守備力がいま一つであるということ。
4)そして彼はまだ若く、経験が浅いということ。
僕はこの4つに着目しながら突破口を思い巡らせていたんです。
その突破口を開いてくれたのは2回の攻撃の時でした。
1回は両軍点の取り合いで3対2となり日本の1点リード。
2回、走者を1塁と2塁においてイチローのセーフティバント!
ここでしたね。
僕も左投げなので「3塁前のバントの場合、2塁走者を三封(フォースアウト)にするには左投手の方が有利」(但し転がった場所によっては捕手と譲り合いをしてしまう
「場所」があるから要注意でもある)「なので一塁側へ転がすのが定石なんだろうけど、どうするだろう」とは当然考えましたが、まさかのその
「場所」にイチローがバントを転がしました・・・
テレビ前で興奮する僕ら親子は投手金広鉉のプレイを見ておりましたが・・・捕手との連携が合わず、金広鉉はボールをつかみ損ない、結果イチローは一塁を駆け抜けてのオールセーフ!
もう一度考えてみましょう。
この時期は野手が有利なのです。
投手はまだ仕上げにかかっている最中なんです。
金投手は力はあるものの「経験」という引き出しの数が足りません。
その後はもうぼろ雑巾の如く打ち込まれ、彼は傷心でマウンドを降りたことだと思います。
後続の投手にも日本の打線は遠慮なく襲いかかり、結局「コールド」での打破と相成ったわけです。
かの国を破るには「接戦」ではなくて「打破」じゃないといけない。彼らは生き返る。生き返られたら困るのは日本です・・・。徹底的に打破してください!と念じておりましたところ、実に溜飲の下がる展開となったわけです。
中盤以降の韓国側を見ておりますと、ベンチも応援団も意気消沈。ゲーム開始前の「打倒日本」はすっかりけし飛んでしまったようです。
ざまあみろ!とは言いませんが、日本のことをなめていませんでしたか?
・・・とだけ申し添えておきたいと思っています。
いずれにしてもすっきりしたというのは間違いありません・・・。
あらら?
7時半だ。
風呂入って酒抜こうっと!
ではまた~~~