
■あなたの愛車について教えてください(モデル名、年式、型式、グレード)
レガシィツーリングワゴン、平成15年式、BP5(A) AT 、2.0GT
■SUBARU AWD 雪上ドライブ自慢をお聞かせください
我が家では、雪の便りを聞くと、毎週のように、日曜は家族でスキーに出かけることになっている。
地元で雪が舞うなんて事は、年に一度あるかないかであるが、冬の声を聴くと、そわそわしてスタッドレスタイヤに換えるのだ。
そしてフロントリップを外し、少しでもクリアランスを確保、キャリアーを乗せたら冬仕様の完成だ。
あとは、スキー場に雪が降る事を心待ちにしているのである。
いつものように早朝に出発。
誰も走っていない時間を狙う。
高速を気持ち良く巡航し、インターを降りて下道に入る。
しばらく道なりに進むと、辺りは徐々に雪景色へと変化するが、まだ空は暗く気温は低い。
家族はすっかり寝静まって、静かな寝息を立てている。
進むにつれて、徐々に路上に雪が乗り始める。
路面の凍結状態や雪の量を常に確認しながら、アクセル開度を微妙に調整し始める。
ハンドル操作にも更に神経を集中、できるだけ舵角を小さく、スムースに切る事を心がける。
下り道にさしかかると、エンジンブレーキを積極的に使えるように、ATをマニュアルモードに変更。
4輪に均等にかかるエンジンブレーキは何よりも心強く、重心の低さと相まって、どっしりした安定感を感じる。
後続車のいないのを確認、たまにブレーキを使って、グリップを確かめたりしてみる。
そして上り坂にさしかかった頃、ペースアップする。
下り道よりも積極的にブレーキが使えるからだ。
じわじわとアクセルを開き、グリップの限界を確かめてみる。
少し滑らせたら、その踏み具合を記憶しておくのだ。
誰も走っていない雪道は最高に気持ち良い。
カーブにさしかかるとエンジンブレーキ、少しフットブレーキも加えながら、カーブのインにべったりとつけ、すーっと優しくハンドルを切る。
方向を変えつつ、脱出際、わざとアクセルを煽ってみる。
するとお尻の辺りのざわざわとした感じを伴って、4輪が滑り始め、アウト側へ少し膨らむ。
しかし焦る必要はない。
慌てずハンドルを保ったまま、アクセルをわずかに抜けばすぐにグリッが回復するのだ。
グリップが回復したら、すぐに限界内でアクセルを踏み込む。
なんと安定した挙動だろう。
それでもたまには思ったよりも滑り、わずかにハンドルを合わせる目に会う事はあるが、それでも慌てて切りすぎさえしなければ、嘘のように穏やかに収束する。
もちろん家族は皆寝静まったまま、気づいてはいない。
カーブの度に助手席の娘が、私の肩に頭をもたせかけてくるだけだ。
スキー場までの運転手である、私の密かな楽しみなのだ。
スキー場に着くと、空が白みだす。
空気は冷たくピーンと張っている。
日が昇るまで、私もしばし仮眠を取ろう…。
■フリーコメント
若い頃は冬になるとFF車で長野の雪道を走り回っていました。事故を起こしたりはしませんでしたが、やはり限界は早く、挙動は突如として変化し、非常にシビアでした。その後はAWDを乗り継ぎましたが、やはりレガシィの安定感は抜群によいです。4輪駆動・低重心・車重が比較的軽いという、バランスがよいのでしょう。
それでも雪道は魔物で、絶対に気は抜けませんが、雪道を走るのは楽しみです。
※この記事は
SUBARU AWD 雪上ドライブ自慢について書いています。
Posted at 2010/02/01 00:56:54 | |
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