
今、基地ことマスカレードさんでは、
「復興支援リボン ステッカー」を生産中です。
何と手仕事で。
カッティングマシーンで切り出し、ボランティアの方々が手作業でくり抜いて行きます。
業者に交渉すると、この緊急時に「いくら出す?」みたいな話しだったので、全部手作業で行うことになったのだそうです。
手作りと言うことはいくらでも作れ、もちろんマスカレードさんを信用しなければ、収支は誤魔化すことが出来ます。
ただ、私は社長を信頼しています。
ステッカーを買われる方もみんな同じだと思います。
そして、信頼の結びつきこそが、社長の望む所であり、信頼される方が安心して寄付を託すると言うことです。
しかし、実際カッティングされた細かい文字を抜き出すのは非常に大変です。
自分の分、二台分切ってみましたが、自分が老眼であることを確信させられました。(^_^;)
もちろん、もらったのは2枚ですが、10枚分買ったつもりで、お釣りはいらんぜ!(笑)
しかし中には、ぽんと材料費を出された方もいらっしゃって。
頭が下がります。
目標は1000枚ですが、ボランティアの方々が頑張って、ようやく200枚ほどが出来たのかな?
増産中です。
お時間のある方は、基地を訪ねて自分の分をくり抜いてみませんか?(爆)
ボランティアの方々の気持ちも、こもっています。
NGOやNPOと言う物が出来て以来、組織的にまとまってお金を集め、ボランティアされ、それはそれでよいのですが、逆にそういう組織を作らないとボランティア出来ないと思いがちです。
何か一つ動き出すのに、イベントをするのに、お金がかかるのでは?組織作りが大変なのでは?と尻込みしてしまうのですが、今回マスカレードさんの理屈ではない行動の早さ、見習いたいものです。
それに対して、今頃になってガソリンを被災地に、なんて動き始めた政府、この行動の遅さにはorz。
ガソリンはありますなんて嘘言わずに、足りないのだから、マイカーは自粛してもらって、むしろ電車とバスを保証するのが筋ってものでしょう。
むしろ増便、マイカー無くても困らないように、普段より遅くまで動かすのが筋でしょう。
全部停電なんて、考えなさすぎの行動です。
4月頃電力回復って、もはや見込みは100%無いのに。
「原発絶対反対派」ではありません。
「原発は安全です。」という考えが許せないだけ。
「原発はとても危険だから、二重三重に対策を施しています。」というフェールセーフの思想の元に作って欲しかったのです。
そして今言えること。
この期に及んで、まだ心配は要りません、と言っている政府。
今命をかけて原発で作業をしている人たちは、私たちに避難する猶予を与えるために命を引き替えにしているのだと、気づけないのかな?
彼らのご恩に報いることは、無事に避難することだと思うのは、私だけなのでしょうか?
無事を祈るばかりです。
Posted at 2011/03/17 21:42:48 | |
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