2011年03月18日
さて、買いだめするなと言われながらも、ママが水やら米やらを買っています。
そして、そそくさと送っています。
昨日送った水や米が、今日は横浜にも茨城にも届いています!
クロネコさんのおかげです!すごく頑張っておられます。
茨城や横浜は首都圏なので、そろそろライフラインはOKかと思っていましたが。
ママ談、横浜のお友達とのお話し。
ありがとうの電話で、「自宅待機の旦那に「スーパーで食材を買ってきて。」と頼んだら、2時間並んで、春雨となすび一個しか買ってこなかった。」笑うに笑えないお話しでした。
まさか都会の横浜で、そこまでとは知らず、昨日送った食料達が早速役に立ったそうです。
茨城では、給水制限がまだあり、水不足だとか。
ママの友人からのお礼の電話でのお話。
近所の80歳の一人暮らしのおばあさんを見かけた所、すごく落ち込んでおられたそうです。
身内と連絡が取れないと言うことだったそうですが、それにしても落ち込んでいるので理由を聞いたら、近所の井戸のあるお家に水を分けて欲しいと頼んだ所、「今、こんなに値打ちのある水を、タダでは分けられない。」と断られたそうです。
信じられない話しですが、実話です。
こんな災害時に助け合うどころか、儲け時と思う人がいるのですね。
ママはその話を電話で聞いて、「すぐに次の水を送るから、おばあさんにお水を分けてあげて。」と頼んだそうです。
そして、その友人がおばあさんに水を持っていった所、そのおばあさんは「神戸のお友達にありがとうと伝えて下さいね。」と泣きながら何度も拝まれたそうです。
200円程のたった一本の水、それも被災中心部でもないのに。
ちょっと信じられないお話し。
ただ、冷静に考えると、その井戸の持ち主は何一つ法律を犯しておらず、悪い事もしていません。
水を分けるか分けないかは、当然その方の権利ですから。
水が飲めずにそのおばあさんが死んだとしても、裁く事は出来ません。
人間的にはひどいと思うけど、それがどうした?といわれればそれまで。
中には、今儲けるのは当然じゃないか、と思う方もあるかも知れません。
すっごく悪く感じるのに、冷静になると判定無罪。
下手したら、友人にだけこっそり水を送ったママが悪人、という考え方も。
同じ事象を良く取るのも悪く取るのも、その人の考え方次第。
だからこそ、今この時、いろいろな意見はあって良いと思います。
ただ、同じ事象を角度を変えて眺め、考える事は常にしています。
「天罰」なんて言っちゃった人もいますが、キリスト教的にはこういった災害も「神の与えたもうた試練」と言います。
まさに「天罰」なのです。
まあ、私的には「天罰」のコメントは許せませんが。
なので、ブログやコメントは私の一つの意見・考え方であり、正しいとは思っていません。
単なるちょっと頭の固いオッサンなのです。
でも、やっぱり何かしたいと思う人は、偽善であろうが何であろうが、迷わず動いた方がよいです。
「喪に服す」するも良し、「元気づけるために派手にやろう。」も良し。
正解はなく、後に結果が残るだけです。
その結果すら、正しいのか正しく無いのかは誰にも解りませんから。
みんなが聖人君子、同じ考えならきっと世の中面白くも何ともないよ。
神のみぞ知る。
Posted at 2011/03/18 21:30:45 | |
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