
最近になって、大手食品会社の摘発が次々と。牛肉、赤福、地鶏、から船場吉兆まで。
雪印事件でみんな懲りたはずなのに、ずさんですね。原材料の偽装は、食品アレルギーの原因になるので重罪です。いつの間にか製造年月日を表示しなくなった牛乳もかなり気になります。開封したら保証されない賞味期限ではあまり意味がないのですが。
昔ながらに自分の味覚を信じた方がよいのでしょうか。
夏におみやげでもらったおまんじゅうを食べていて、「このそばまんじゅう、そばというよりカビっぽい味するなぁ。」と言って、もう一つのまんじゆうの裏側を見たら見事にカビが生えていました。余裕で賞味期限内だったのに。苦情の電話をしたら、「同じ物を送ってもおいやでしょうから、おわびにおそばをお送りします。」とのことでしたが、送ってきたのは「そばぼうろ」。そりゃそばぼうろも好きですが、何か信用なりません。
一方で、やり玉、つるし上げみたいな所があるのも嫌ですね。一時の三菱自動車。どさくさリコールが一番多かったのは、トヨタだった気もするのですが。コストダウンの御旗の元に、部品共用、リコールも多発って、笑えません。結果的には三菱車の品質が安定して良かったのかもしれませんが、当時既に三菱車に乗っていた方(私も何ですが)には、あのパッシングはひどかったです。現車でもリコールに行ったら、ホントにリコール箇所に問題があって、ディーラーマンもびっくり、エンジン大破寸前だったのは、ある意味運が良かったのですが、笑えません。
昔の日本車は、壊れないのがプライドだったと思うのですが、妙に高級感や性能にこだわりすぎ、プライドを捨ててしまったような気がします。で、結局ベンツやBMW、ポルシェには追いつけず、VWにさえ置いてかれているような気もします。今度のGT-Rがプアマンズポルシェなんて言われないような車に仕上がっていることを期待しつつ、少しでも弄るとディーラー拒否はひどいんでないのと思いつつ、結局は買えない者のひがみだなと。
車に関しては愛国者なんですが、ちょっと方向性を見失ってきたんではないかと、モデルチェンジの度に肥満化していく国産車を見て、そう思います。
レビン・トレノは単にFRだったから良いんじゃなくて、プロ程ではない人が思いっきり乗っても、ちょうど車体全体に神経を行き届かせる事のできる、心地いい大きさ、重さだったから良かったんじゃないかな?
まあ、懐古的おじさんの私的考察と、読み流して下さい。
Posted at 2007/10/30 22:17:07 | |
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