途切れ途切れで申し訳ありません。
もう少し続けます。
お亡くなりになった
こんな報道が…
自由診療を選ばれたそうで。
この自由診療について私見を少々。
ホントに私見なのでいい、悪いというつもりはないことをご了承ください。
自分が入院してきた時に別のブログで書いてました。
そちらからのコピー、
タイトルは「その気にはなれないなあ」でした。
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ご存知の方はご存知だと思いますが元WBAミドル級世界王者の竹原慎二さん

も私と同じ膀胱ガンを患いました。
https://matome.naver.jp/m/odai/2141661604885072901
ご本人のブログもあります。
https://ameblo.jp/shinji-takehara/
私は自分のガンのことについてはほとんど調べもしませんでしたが、唯一「尿路変更(変向とも)」についてだけは調べたんです。
今後のQOLに関わることですし、選択の余地がありましたからね。
その時に竹原さんのことも知ったというわけです。
因みに私が受けた「代用膀胱造設術」、竹原さんも受けてます。
んで、
「ふーん、拳で世界を制覇した人でもそうなのかあ」
と思ったこと。
詳しくはリンク先を見ていただくとして
「もう死ぬんだと。無理だ。病気には勝てないや。毎晩泣いてましたね。それの繰り返しでした」
強い、弱いというつもりはありません。
平然としていられる私の方が圧倒的に少数派、平均から外れている、という面で「変」なのは十分自覚しています。
でもこれは…
「借金覚悟で“びわの葉療法”“がん抑制のため点滴”など、あらゆる治療法を試し、その額が1000万円にも。」
い、1000万円!?
私にもなんとかなる金額ではありますけど治療のために使う気にはならないなあ。
自分にそんな価値を認めてないもの。
そんな金を使うなら息子達に残してやりたいと思っちゃいます。
ましてや怪しげな治療法だの祈祷だのなんて言われたら絶対にお断り。
また毒を吐いちゃいます。
日頃占いすらまったく信じずそれに一喜一憂する人を内心
「バカじゃねえの?」
と思っています。
いざ自分が病気になったら神頼み、なんて不様な真似をしなくてすんだことに一安心する私もどうかとは思いますけどね。
占いやお祈り、民間療法とかにすがりたくなる気持ちは分からなくもないんです。
私が信じないだけで信じている人がそれで心の平安が得られるのならそれはそれで
「良かったですね」
と言えると思います。
でも心が癒されるのと体が癒されるのは別の話だと思うんです。
そんな藁にもすがりたい人の気持ちを利用して金儲けを企む人間、絶対にいますよね。
そんなヤツらのカモになるなんて絶対にイヤ。
なんて言ったらいいかなあ、例えが悪いけれど振り込め詐欺に騙された人達を見る目と同じかな。
お気の毒、とは思いますけどその反面
「これだけ報道されてるのにまだ騙されるの?」
みたいな…。
数年前ですが私の住む街の隣の市で起きた事件です。
腎臓の病気で小学生が定期的に透析を受けていました。
親にしてみれば何とかしてやりたい、と思うのは当然なんですが、よりによっていかがわしいヤツに引っ掛かって…。
そいつに祈祷を頼んで透析をやめてしまったんです。
もちろんお子さんは容態が悪化、亡くなってしまいました。
自分が何を信じて結果がどうなろうとある意味本人の責任だとは思いますけれど子供は…。
その両親が勤めていた会社とは取引があったのでその会社内の噂を聞きましたが二人とも大卒の技術系だそうで、とてもそんな非科学的な話にのるようには思えないとか。
他人事なら鼻で笑うような話でも自分の身に起きたら信じてしまうのが人間なんでしょうけれど…。
ここらへんはもう少し書きたいんですが相当な毒が入っちゃいそうなのでもう少し毒抜きして別の記事にさせていただく予定です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-コピーおわり
竹原さんも自由診療を受けたらしいですね。
私は保険診療一択でした。
そもそも「生きたい」という意識が希薄な男であるのに加えて引用したブログにあるように
自分の価値を認めていない
が大きいと言えば大きいんですが…。
保険診療は国がそのエビデンスを認めている、ということなんだと思ってます。
「役人が認めたからといって信用できるか」
という向きもあろうかとは思いますが元公務員(当時は現役)としては逆。
「失敗を怖れる役人が認めてるんだからまあ信用していいかな」
保険診療って膨大な時間と研究から導き出された最大公約数なんだと思ってます。
対して自由診療は成功例もあるかもしれないけれど自分に効くという確率は高くはないわけで。
悪く言うつもりは全然ないけれど森永卓郎さんは執筆を続けるために少しでも長く生きたいと自由診療を選択。
実際に余命宣告よりも長く生きていられたそうですが私にはそれが自由診療の成果だったの?という疑問が残ります。
選択は個人の意思ですからそれは尊重しますがいざ自分の身に起こると精神的にも平静を保つことは難しいのでは?
難しいとは思いますが何もない今のうちに一度考えておくのも悪いことではないと思います。
Posted at 2025/07/10 07:07:55 | |
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