2025年06月05日
さて、医師から
「取るぞ」
と言われた術式は内視鏡手術。
ここでも私のアホさ炸裂。
車のことなら1日中ネットを見てられるんですが病気や手術となると
「ほーん」
な~んにも調べなかったと思います。
うっすらと
「腫瘍てことは癌?」
とは考えましたけどね。
ここで言っちゃおうかな。
病気って患者にできること、何かあります?
私には思いつきません。
闘病という言葉があるけど私にできることは何もない。
闘ってくれるのはお医者さん。
私はただ
「お願いします」
と任せるしか無いわけで。
さて話を戻します。
内視鏡手術と言ってもいきなり手術をするわけではありませんでした。
まず薬(この時点では「抗がん剤」という言葉は使わなかった気がします)で腫瘍を小さくしてその後に切除する、と知らなかったのは私だけなのかな?
1クールで1週間の入院。
これを2クールでした。
ここで抗がん剤のお話。
抗がん剤というと吐き気や倦怠感等の副作用がキツイ、と聞きませんか?
私も覚悟はしていたんですがほぼ何もなし。
聞かれれば多少ダルい気がしないでもありませんが普段から疲れていたので平常運転とも言えそうな。
食欲もとくに減退はなし。
ナースさんによれば薬の種類、本人との相性等によって必ず副作用が出るもんでもないそうです。
もう一つ副作用として聞くのが脱毛。
これも私には無し。
当時乗っていたBE5が20万kmで車検。
買い替えを考えていたんですが
「薬でハゲたら思い切ってスキンヘッドにしたろう。
ならベンツのSクラスだな」
と中古車サイトを検索しまくってました。
ナースさんに
「毛が抜けて来ないんだけど」
「人によるんですよねえ」
「えー?抜けるか抜けないかで買うクルマ違ってくるんだよなあ」
8階の病室から外来用の駐車場を眺めて気になる車があれば点滴スタンドをカラカラと押して覗きに行くというお気楽な患者でした。
はっ!
ついネタに走りました。
知っておいていただきたいこと。
抗がん剤、必ずしも副作用に苦しむとは限りません。
私みたいにお気楽な人間はそうはいないとは思いますが不必要に怖れることはありません。
これもナースさんに聞いたことですが
「病は気から」
は本当らしいです。
アレコレ気に病んで体調を崩してしまう方が結構いらっしゃるそうです。
万一のときは
「あんなバカでも生き残れたらしいしな」
と思い出していただければ光栄です。
Posted at 2025/06/06 12:56:41 | |
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