2025年06月08日
さて、膀胱全摘と決まってすぐ手術、というわけではありませんでした。
また抗がん剤投与を2クール。
んで手術。
全身麻酔だから私には何の記憶もありません。
開始から終了まで12時間。
あとでナースさんに聞いたら先生、休憩無しでぶっ続けで手術するんだそうです。
飲まず食わずはもちろんのことトイレにも行かないそうで。
なんとそのためにオムツを履いて手術するんですって。
私も長時間仕事したことがあるけれど休憩はとったしゴハンも食べた。 もちろんトイレにも行った。
何より人間が12時間も集中していられるもんなんだろうか?
やっぱりお医者様ってスゴイ。
いいと言っているのに私の両親まで病院で待機。
息子たちが成人したことで
「もういいかな」
と思っているんですが親より先に逝くのはやっぱりね。
年寄りに哀しい思いはさせたくありません。
あ、大切なこと。
膀胱と前立腺(だったかな?)を摘出するんですが勃起のための神経まで切除する必要があるかも、との説明を受けてました。
なんだとおおおお!
私にとっては
「死ぬかも」
よりもオオゴトです。
ココは必死に先生にお願いしました。
神経は2本あり1本残せばなんとかなる、とのことなので
「多少のリスクは覚悟しますから何とか残してください」
とんだエロオヤジですわ。
でもね、そんな身体になってまで生きていたいとは思わないのですわ。
実際に機能を失った方には失礼な言い方かもしれませんがあくまでも私の人生観ということでご容赦ください。
麻酔から覚ますためなのかな?先生から
「終わったよ〜」
と声をかけられ朦朧としながら
「ありがとうございます」
私が答えたので先生、続けて
「神経は1本残したからね」
「ああ、ありがとうございます」
コッチの声のほうが力が入っていたであろうと。
このあと重症個室に入れられ一晩過ごしましたがここで悶絶することになるとは想像もしませんでした。
Posted at 2025/06/08 07:17:26 | |
トラックバック(0)