2020年08月09日
⭕先日、走行中にどこかでスマートキーを落としてしまい、次の停車箇所でエンジンを切り、その後は再始動不可状態になりました。
⭕走行中に落とした場合、エンジンが即停止しないのは安全面ではいいのですが、落とした場所が特定出来ないという、始末の悪い面があります。また道路上で落とすと、後続車に踏まれて再使用不可となる危険性も大・・。
⭕そこで取説には、1つしか付属されないスマートキー紛失時の救済策として、スマートキーエマージェンシーモードが用意されているとあります。これはスマートキーには、個別の6桁ID番号が付与されていて、その番号を使用して一定の操作手順を踏めば、キーが無くてもエンジン始動が可能となるものです。PCなんかのアカウントと同じ原理かと。
⭕私の場合、冒頭のように出先でキーを失くしたのですが、この方法をなんとか知っていたので、取説見ながら、一定操作をして、レッカー積込・搬送という事態を避けることが出来ました。操作は手順が多いという面倒臭さはありますが、オイル交換後の積算距離リセット方法と同じで、手順通りにすれば良いだけなので覚えていて損はないということです。
⭕教訓としては、1)スマートキー個別の6桁ID番号を必ず確認し、控えておき、メットインロック時等でも閲覧できる保管方法を考えておくこと。番号はキー内部に記載あり。2)スマートキーエマージェンシーモードの操作手順も取説に記載があるので、その保管方法を考えておくことかな・・と。
⭕実際の操作
1)メインスイッチ中央部(以下「中央部」)を5秒押すとスマートキーシステム表示灯(以下「表示灯」)が1回点滅し、手を離す。これを3回繰り返す。3回目は点滅ではなく、点灯状態になる。そして手を離し、2秒後に消灯。これでID入力モードに突入!
2)後は、スマートキー個別の6桁ID番号(ID例:234567)の6ケタを順番に入力。入力方法は、ID例をもとに、以下のとおりにすればOK。
3)最初の2は、中央部を押し、表示灯を2回点滅させたら、手を離す。
3)次は、3なので、中央部を押し、表示灯を3回点滅させたら、手を離し、以下同じ動作を4→5→6→7と繰り返す。
4)最後の7が終わったところで、表示灯が点灯し、エマージェンシーモードに移行。メインスイッチが操作可能になり、ツマミを右に回すとキー無しエンジン始動が可能になります。(取説と同じ操作ですが、点滅回数、つまり手を離すタイミングを間違えないように。間違えたら一からやりなおせば良し)
⭕つまるところ、出先でエンジン始動不可になると、レッカー手配しかありません。余分な出費負担やら無駄な待機時間やらと勿体ない。なので、転ばぬ先の杖としてキー予備対策は万全にと思ったところです。
(注)バイク任意保険に加入しており、レッカーサービス付きでしたが、鍵紛失時の自走不可時は、事故・故障ではなく、サービス対象外でした。※これは保険会社による?
Posted at 2020/08/09 23:48:29 | |
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