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イイね!
2021年03月25日

最高の足回りを求めて…

最高の足回りを求めて… とくに大きな「不満」というものはなかったですが、もうちょっとホットハッチ的な軽快感を出せたらな~、という漠然とした思いはありました。
具体的には、
・車格(全幅でいったら現行スイスポと一緒)に対して、18インチはデカすぎる≒重すぎる
・あくまでファミリーカーなので(後席に妻子が乗るので)、乗り心地もしなやかにしたい
といったところです。

で、1月中旬、ついにホイール交換(18→17へのインチダウン)をしました!
人生初の社外ホイールで、物は「ENKEI Sport RC-T5」です。
https://irs.co.jp/wheel/rc-t5-1718/

もともとホイールを白にしたかった(純正ホイール塗装も考えた)のと、サイズもピッタリなのがあった(7.5J Inset:35mm)のが選定理由です。
とうぜん純正より軽量で、タイヤも含めると、一輪当たり4~5kgは軽くなっているはずです。
懸念されたフロントブレーキキャリパーの干渉も、バランスウェイトの位置をずらすことで回避できました。


合わせたタイヤは、コスパに優れる「PROXES Sport 205/50ZR17 93Y」です。
https://www.toyotires.jp/product/pxsp/


純正サイズが225/40R18なので、外径はまったく一緒。
ただし、幅は2サイズ(実質15mm)細くなっています。
冒頭に書いたとおり、軽快さを求めるならそのほうがいいだろう、という判断です。
一方で絶対的なグリップ(コーナリング)性能は求めませんし、細くしたところでそのぶんグリップ低下するわけではないです。
むしろ、ホイールのリム幅は変えていないので、205にすることで多少引っ張ることになり、コーナリング時のヨレは軽減できるのでは、と考えました。
LIも92→93にアップしており、エアボリュームも増しているので、空気圧変化にシビアでなくなる=安定したグリップ性能が得られつつ、乗り心地も改善するのではないか、という目論見がありました。
見た目も、個人的には最近の低扁平化の風潮は好みではなく、レーシングタイヤのようなむっちり感が好きだったりします。
https://www.automesseweb.jp/2019/08/24/201050

なので、17インチ7.5Jに引っ張り気味の205/50ZR17の組み合わせは、見た目もベストバランスです☆


さて、肝心のレビューですが、1月中旬に交換~3月中旬まで、約2か月かけて走り込んだ結果です。
そして今回、タイヤ&ホイール同時交換なので、個々の評価はできず、総合評価となります。

まず、レビューの大前提として、「最適な空気圧を見極めるべし!」です。
車にとっての基本性能「走る・曲がる・止まる」は、すべてタイヤが担っており、それは最適な空気圧で発揮されるものです。
そういった意味で、タイヤ購入前にレビューを読み漁りましたが、空気圧が明記されていないようなレビューは基本アテにしません…。
その車(の荷重バランス)に合った空気圧に設定して初めて、タイヤ本来の性能=「走る・曲がる・止まる」が発揮されるからです。

というわけで、前置きが長くなりましたが、まずはタイヤ交換後の空気圧探求です。
以前↓の投稿で記載した「重量配分タイヤ空気圧理論」に基づき、バランスを詰めていきました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3100021/blog/44408181/
結果、前:240kPa、後:190kPaに落ち着きました。
つづいて、足回りで唯一調整機構のあるリアダンパーの減衰力を最適化し、自分ができるセッティングは完了です。

空気圧セッティングのあとは、アライメント調整です。
今回は、(前回も素晴らしいショップでしたが)超が付くほどのプロショップ「アローバ」に依頼しました。
http://arroba-tire.com/

詳細は別途、整備手帳に記載しますが、凄いの一言です!
ただ、どうしても「左流れ」が残っており、すっきりしなかったんです。
さらに空気圧を詰めてみよう、とあらためて測定したところ…

左右差が思った以上に大きい!これは意外(盲点)でした。
例えば、フロントを双方240kPaにすると、右側のほうがタイヤが潰れている。
リアは逆で、同じ空気圧だと左側のほうが潰れている。
これは、コンパクトな車体に大型エンジン&四駆機構を無理やり詰め込んだ結果ですな(笑)
結果、「重量配分タイヤ空気圧理論」どおり、左右差もふまえた空気圧は以下となりました。

・前左:240kPa
・前右:270kPa
・後左:200kPa
・後右:170kPa

これにて、(一見バラバラですが)地面からホイールセンターまでの距離が、フロント:300~305mmの間、リア:305~310mmの間に収まっています。
後席に人が乗ったり荷物を載せたりするので、リアはフロントに比べて余力を持たせています。

乗り味は、素晴らしいの一言!
純正の足回りのまま(タイヤ&ホイール交換のみ)で、ここまで変わるか!といった激変ぶり(まるで上質な車高調を入れたかのような…)。
ステアリングセンターはびしっと決まり、剛性感も格段に向上。
まるで氷の上を走っている(アメンボが水面を移動している)かのように、車体が水平を維持している感覚。
フロントヘビーな四駆なのに、前後重量バランス50:50のFR車のような、加減速時の姿勢。
(加速時はリアのトラクションを感じる、減速時はつんのめらず沈み込む)
コーナリング時の接地感やトラクションも抜群で、安心して踏めます♪

それに加え、扁平率増加のおかげで、乗り心地も改善。
後席の妻からは、「すごいねー。こんなに変わるもんなんだ。ふつーの車になった(笑)」と最高の誉め言葉?を頂きました。
後席に関しては、荷重バランスに従って空気圧を落としたことで、どっしり落ち着いていますね(跳ねません)。
かといって、腰砕け感はまったくなく、峠道のコーナリング姿勢はきわめてニュートラルです。

参考までに、変更前のタイヤ&純正ホイールからの変化でいうと、

・ステアリングの重さが2割減
・加減速時の走行抵抗が減り、登り坂では車重が軽くなった感覚
・ステアフィールに関して、初期応答はやわらか、でもリニア&ナチュラル(懐が深い)
・路面情報がよく伝わってくる(固有振動数が高くなった)が、アタリはしなやか
・タイヤ自体の存在感は希薄だが、グリップ性能は高い(切った分だけ曲がる)
・ロードノイズ軽減、直進性良好(最高レベルではない)

といった感じでしょうか。

長くなりましたが、結論…替えてよかったです!以上!
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Posted at 2021/03/25 17:55:38

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