2024年09月10日
一般道では固めでコツコツとした突き上げを感じるが、スピードを上げるにつれ、安定しフラット感が増す、という専門家のレビューを良く拝見しますが、これがどうも苦しい言い訳に聞こえます。
「一般道では固め云々」は、グローバル市場への対応のため、想定速度域を高速側にスライドしただけでで、それはそうでしょう、という話です。(国産新車をあまり買わない日本国民の自業自得ではありますが。)
国内メーカーさんには、日本における常識的な速度までの快適性と味わいを重視した設計をしてもらいたいものですし、それが腕の見せ所なのではないでしょうか。
私はせいぜい高速道路の瞬間的な追い越し加速で120kmタッチが関の山、よほど見通しの良い山道でもMAX80kmというところです。現代車の想定速度域は、日本の一般公道でのそれよりも、かなり高速側にスライドしてしまっているように思え、私にとっては完全にオーバースペックです。
速度が上がるにつれ、車体が不安定になるのは物理的に当然のこと、それはそれとして、私が車に求めるものは、0Kmから120Kmまでの過渡期の味わいと安心感、しなやかな乗り心地です。それ以上はいりません。
私の車歴の中で、これらを最も体感することができたのは、国産車ではなくイタリアのランチアプリズマでした。ガチガチの車体剛性とは程遠く、1600ccでパワーはたかが知れており、ゆったりとした周期でロールを許容しますが、なんの変哲もないエンジンの吹け上がりの気持ちよさと80km位で緩いS字カーブを切替した時のスムース感、優雅さは自然に顔がほころぶほどでした。
このくらいの時代の欧州ベーシック車は、よく言われるように、日本の一般的な想定速度域と人間の感性に絶妙にマッチしていたのではないかと思います。
時代と技術がどれだけ進んでも私の感覚は一向に変わらないので、令和の現在でも私にとってはこれくらいが丁度良いのです。
このプリズマは、9万km越え外装ボロボロのポンコツで、にもかかわらず乗り味は生きており、大層感動しましたが、残念ながらこれを日常的に使用できる根性と知識と資金が私にはありませんでした。
わがままな話ですが、信頼性が高く、維持コストも安く、自分の感性に引っかかるような現代的なクルマで、「思い出の中の」ランチアプリズマに近づけるよう、いろいろと試行錯誤していこうと思います。
Posted at 2024/09/10 09:41:07 | |
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2024年08月28日
足回りを調整し、走り屋ではない車好きとして満足いく車になりました。ハンドルのカクつきは修理費用が高くつきますので、中古車購入時はカーセンサー保証等加入し、早めの対処を強くおすすめします。
Posted at 2024/08/28 13:59:31 | | クルマレビュー