柳葉魚

正月に実家に行った帰りに美味しいものを貰って帰りました。
ってことで、土曜日の食卓はこれです。

柳葉魚
カタカナで書くとシシャモ。

なーんだ、シシャモかぁって方も多いでしょう。でも、このシシャモ、自分が食べるの10年ぶりくらいなんですよ。昔はよく食卓に上っていたのに。

勿論、スーパーやコンビニで子持ちシシャモを買いますし、居酒屋なんかでも注文します。すると、シシャモ出てきます。でも違うんです。味とか、身の食感とか。
そう、今これらのお店で購入出来て口にすることの出来るシシャモって殆どカラフトシシャモって書いてあるんです。これは、シシャモじゃない。キャペリンとかカペリンとか（Capelin）言われる別の魚なんですね。いわゆる代用魚。勿論これもそこそこ美味しいんです。でもなんか物足りない。自分の知ってるシシャモって、卵がプリッとしてて身もしまっていて脂がのっていてしっかり味がある。だから卵のない雄も美味しい。というか、身は雄の方が美味しい。一方、カラフトシシャモの方は身の味はそんなに感じない。だから殆どが子持の雌しか売ってない。卵を食べるって感じ。
でも、本物のシシャモって流通量が少なくて居酒屋じゃあ滅多に出会えないし、スーパーであったとしてもとても高い。3口くらいで食べれちゃうのに一尾100円近くする。

今回、母親の実家が北海道で、母も本物のシシャモを久しぶりに食べたくなったらしく取り寄せてくれたらしい。久しぶりの本物のシシャモ。焼いて食べました。

旨～い！！
懐かしい味です。身がしまっていて、ちゃんと味がある。
1尾3口。4尾を妻と二人で。計6口の贅沢。妻にとってははじめてのシシャモ体験。今までカラフトシシャモしか知らなかったらしい。第一声。

美味しい。苦くない。

良かった。妻にも好評。
次はいつ食べられることやらと思いながら、懐かしい味を堪能したお正月の夕食でした。