ある晴れた昼下がり…

ちょっと今回は、感傷モードです。

我家に新しい青い車が訪れた同じ日、11年9ヶ月の時を共にして来た白い車が去っていきました。

名前はレグラス。
当時、シルビアに乗っていた私はCCVに乗るとは思っていませんでした。
友人がハイラックスサーフに乗っていたことに影響されて。
その後、オフロードコースら林道を走ったり、スキーキャンプ、秘湯といわれる温泉に行ったこともありました。

今日、早く起きた私は何時もより時間をかけてレグラスを磨きました。そして近所を一回り。

11時にやってきたDの担当さんは一通りCX-7の説明を終え手続きを済ませると、レグラスの鍵を受け取り車に乗り込みました。ちょうど13時を回っていました。頭の中ではなぜかドナドナが流れています。自分の愛車が走り去っていくのを見るのはそんなに多くは無いので、不思議な感覚です。
家の前の道が突き当たりレグラスが小さくなり、そして右のウィンカーが点滅し、まるでスローモーションのように曲がっていきました。
正直、売ってしまってよかったのか、まだまだ乗れるじゃないか…。
そんな声が聞こえてきます。新しい車に慣れたころにはそんな声は聞こえなくなるのかも知れません。12年のレグラスの余生はそれほど長くは無いのかもしれません。でも出来れば、次のオーナーも彼と楽しい時間を過ごして欲しいと願っています。