DTE SYSTEMS Booster Pro  

TDI Tuning CRTD4をインストールして使用していたのですが、装着後10か月目で、エンジンストールや失火症状が発生してしまい、新たなユニットに交換となりました。新しいCRTD4のユニットに交換直後は、ややノッキング気味等の不安定な症状があったため、別のサブコンを検討していました（結果的には、CRTD4は学習がまだ完全では無かったようで、100km程度走行で、元のパワーフィールを感じられるようになりました）。
　で、ルノー車でそこそこの実績があり、またCRTD4でのTwingo GTで130psオーバーは、眉唾だよな～との疑いもあり、DTE SystemsのBoosterProを購入して装着し、比較してみることにしました。
①低速域
　低速域では、CRTD4ではギクシャク感が強く（トルク＆パワーアンダー気味）で、スロコンの設定を上げ気味でした。ノーマル状態と比しても、ややアクセルレスポンスが悪いと感じられました。
　しかし、BoosterProでは、低速がトルクフルで、スロコンの補正が邪魔な位で、非常にスムーズ＆パワフルな、フィーリング。常用域（2000rpm～4000rpm未満）では、BoosterProの方がパワーが出ている感じが強いです。

②高回転域
　4000rpm以降の高速走行では、やはりCRTD4の方がパワー感が一枚上に感じられます。比較的高回転域の暴力的なパワーフィールは、CRTD4の方が上です。

③総評
　常用領域（低回転領域）ではBoosterProの方が、圧倒的に気持ちがよく且つ安心感があります。
　刹那の快感と直線番長を求める向きにはCRTD4。
　常用領域のパワー＆トルクと、確実性を求める向きにはBoosterProかな？