今回のBMW 1シリーズ、2シリーズのリコール内容について、現物で確認してみた。
車両はリコール対象となっているオイラのBMW M235i(F22)である。
今回のリコールの内容は、
不具合は、ブレーキマスターシリンダーのリザーバータンク上部に設置されているカウルカバーの排水設計が不適切なため、雨水がブレーキフルード内に浸入することがある。そのため、雨水と反応したブレーキフルードがゲル化して油圧制御ユニット内で詰まり、ブレーキペダルを放してもブレーキが作動し続けるおそれがある。
というもの。
ブレーキマスターシリンダーのリザーバータンク上部に設置されているカウルカバーがコレ。
裏面に伝った水が落ちないようにするソフトカバー(?)がついている。
実際に雨が降っている時に確認するのではなく、今回は普通に洗車して確認してみた。
さて、洗車前に問題になっているカウルカバーの確認。
ボンネットを開けた向かって左上側にある三角形の黒いプラスチックが今回リコール対象となっているパーツだ。
左側のクリップを外すと簡単に取れる構造である。
カバーを外すと、ブレーキマスターシリンダーのリザーバータンクが見える。
では、カウルカバーを元に戻して洗車開始。
今回問題になっている「ボンネットの隙間」を特に狙って噴射していません。
いつもどおりの洗車をしてみました。
(*´∀`)┳┳ プシュ───☆
で、洗車後にボンネットを開けてみた。
カウルカバーが水滴で濡れています。
いつもの状況です。
内部への水の進入を防ぐ、そのためのカバーです。
で、カウルカバー上の水をふき取りカバーを外したら驚きの結果が・・・!
(;・`д・́) ゴクリ...
なんと、濡れてはいけないはずのブレーキマスターシリンダーのリザーバータンクが濡れていました。
写真だとわかりずらいのですがリザーバータンクの上部、キャップの下の部分がしっかり濡れています。
量にして大さじ1杯(15~20cc程度)でしょうか?
キャップが緩んでいたら、毛細管現象でタンク内部に水が吸い込まれる可能性があります。
あわててキャップ周りの水をふき取りました。
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
どこから水が回ったのかは不明ですが、カウルカバーの設計不良により
通常の洗車でブレーキマスターシリンダーのリザーバータンク上部に水が溜まることが確認できました。
リコールの対応が完了するまで、洗車時や雨天走行時にタンク上部に水が溜まっていた場合はふき取るなどの対処が必要ですな。
( ̄^ ̄)ゞ 確認完了っ!
さて、どうすっぺ?
Dラーに連絡してカバーだけ取り寄せてもらうかな?
Posted at 2020/12/09 18:03:32 | |
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