SS = スーパースポーツ
オートバイをカテゴライズする時に使う用語ですが、各メーカーが最新の技術とパーツを惜しみなく投入し、サーキットで速く走る為だけに作られたフラッグシップモデルです。
一昔前まではレーサーレプリカなんて呼ばれていて、1980年代から90年代にかけて流行した時期もありました。
そんな時代にバイクの免許を取得したワタシは、その頃から成長することなく未だにそんなバイクが大好きです(笑)
ところがここ数年、そんな最新鋭のSSが岐路に立たされているような気がします。
きっかけは環境問題と開発、生産コストの増大
環境問題に関してはEURO5などの排ガス規制がネックとなり、馬力を出すためにガソリンをばらまいて走るSSは性能維持と基準クリアの両立が至難となっている状況
コストに関しては、最新の技術がハイテク過ぎることと原材料の高騰が響き車両価格が右肩上がり状態
コスト増大に伴い各メーカーとも価格を上げ、マイナーチェンジを繰り返して発売はしているものの、エンジン、フレームはもうだいぶ前の物のはず
恐らくメーカー問わずエンジンもフレームも新設計されて出されたバイクは2020年発売のCBR1000RR-Rが最後じゃないかな~
そしてここへ来て、先日ヨーロッパヤマハが公道用のYZF-R1の販売を終了することを発表しました。
とはいえレースベース車は引き続き生産されるようなので、各カテゴリーのレースで使われる車両はしばらくは販売される見通し
でもレースベースと言えば公道を走る為のナンバー登録ができないサーキット専用モデルなので、このてのバイクに乗りたい人にはハードルが高くなるはず
さらに電動化が叫ばれる中新しいマシンが開発される可能性も低いだろうし、実質エンドユーザーからしてみたら生産終了ということになりそう
スズキのGSX-R1000Rに続いてR1まで…
残る国内メーカーはホンダとカワサキ
この先どうなるかはわからないけど、近い将来どちらも生産終了を発表する予感…
まぁ考え方によっては、オートバイの全盛期から過渡期までを味わうことができたのは幸運とも言えるかも
というわけで
前置きが長くなりましたが
要するに
買いました!
年齢と上記事情を鑑み、恐らく最後のSS?になるかな?(っていう口実 笑)
Posted at 2024/03/10 20:09:06 | |
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