おはようございます、千葉かずです!
昨年から自作プロジェクトとして製作に取り掛かっていました、
汎用品で構成させたダイレクトイグニッションコイル化。
LinkG4+の初期セッティングが落ち着いてきたので、
このゴールデンウィークで完成させようと、作業を実施しました。
↑コイルを支えるためのアルミプレート製作にショップさんのご協力を得ました。
上部のコイル本体は、NGK製U5337(日産系)を使い、
下部のブーツは、MD623073で純正品を取り寄せました。
ただ、単純にはいかず…ブーツ側のスプリングがコイル本体に届かず、
かつコイル本体側のスプリングを通す穴径が小さいので、
6mmキリを使って穴を拡大させて、スプリングは手でバネを引き伸ばしします。
↑接続にあたり、配線図を起こしてみました。
4G63の場合は、イグニッション信号線はCPUから2本のみ、
イグナイター(パワートランジスタ)が外部に設置されていて、
イグニッションコイルは2個で、コイル内で1-4、2-3に分岐しています。
今回採用したイグニッションコイルは、イグナイターが内蔵されていて、
CPUから信号線を配線分岐させて、直接イグニッションコイルへ接続、
イグニッションコイルへの電源線は、バッテリー直(安全装置付き)繋ぎ、
これに追加して、DC 12V→DC 16Vへ昇圧させるブースターを組み込んで、
スパークプラグの発火力を上げて、燃焼効率アップを狙いました。
↑GRIDから延長ハーネスを取り寄せ。
信号線を分岐させるため、CPU延長ハーネスを取り寄せて、
イグニッションコイルからの信号線を分岐接続させます。
最終的には【独立点火】させる予定ですが、
LinkG4+側の構築がまだ理解出来ていないため、
Ign1(10)に1-4を、Ign2(23)に2-3を繋げて、
純正同様の【同時点火】にしました。
↑これらを車内へ組み込みました。
30Aリレースイッチ、ブースター、電源分岐箱を用意して、
イグニッションコイルへの電源を安全に確保しています。
↑イグニッションコイルをヘッドカバーへ装着。
電線をプラホースで防護しながら車内へ引き込み、
先程の機器へ接続、バッテリーからの配線も接続して完成!
そして…いざイグニッションON‼️
キャンキャンキャンキャンキャンキャン…
…着火しません😅
テスターを使って電圧を調べたところ、
バッテリー自体は12Vあるが、イグニッションコイルは8Vしかなく、
電圧が下がっているのでブースターを調べたら、
昇圧どころか…降圧している事が判りましたので、
今回はブースターを外して12V対応に変更。
再度イグニッションON‼️
よし!
今度はちゃんと着火して、エンジンが元気良く始動しました✨
その後、試走してみて異常なし‼️
しかもバッテリー直接電源供給化した恩恵で、
加速力も上がり良い感じです♪
今回はブースターがハズレ品だったので、
またの機会に再挑戦しようと思います。
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2021/05/04 10:00:55