タペットカバーパッキンとスパークプラグoリングを交換しました。その②

裏側の鉄板を外し、プラグパッキンの交換をすることも考えましたが、穴をマイナスドライバーでチマチマ広げ起こす事を選びました。

古いプラグパッキンは、32㎜径の手すり用の端材の丸棒が有ったので、これで表側から打ち抜きました。
固着していたパッキンの本体は、表側からマイナスドライバーを引っかけ打ち出しました。

広げ起こした隙間から、メタルクリーンに浸けたまま、このブラシを差し込み30分ゴシゴシしました。

思っていたよりも、裏側の中をキレイにすることが出来ました

プラグパッキンは、向きを間違えない様、オイルを少量付け、鉄板側から丸棒を当て、プラハンマーで軽く叩いて入れました。

鉄板とプラグパッキンとの間に、液体パッキンを塗布し、鉄板を金槌で周りを軽く叩いてならします。

最後に液体パッキンの表面を指でならして完了です。

タペットカバーに新しいパッキンをはめ、エンジンブロック右側の指定の3ヵ所に液体パッキンを塗布し、閉じます。

ボルトは、中側からの対角で始め、外側の対角で終了です。

最初は手で締め、次4N/mに、次に5N/m、最後に指定トルクの5.5N/mで締めました。

ヘッドカバーは、デリケートなので慎重に扱いました。

復元は逆の手順になります。

最後に、触ったボルトは全てラチェットで、締め忘れが無いか確認して下さい。

ホース類も同様に触ったものは全て、つなぎ忘れ、ホースクリップの付け忘れが無いか確認して下さい。

折角なので、タペットカバーにペーパーをかけ、シルバーですがマフラー用の耐熱塗料を吹きました。

ホースも手の届くところを、黒のシリコンホースを新調しました。
新調したホースが分かる様、ホースクリップもステンの新しいものに交換しました。

作業が終了し、5時間が経過。
無事にテスト走行も完了、低速時のトルクが上がったのか、以前より出足がかなり軽くなりました。

エンジンのコレステロールの除去と、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞の予防をしたことで、エンジンが気持ち良いと言っている様な気がします。

思い出に残る作業になりました。

次は、オイルパンの中も見てみたい。
エンジンマウントの後ろ側残り1個の交換もしたいし。
マフラーの交換もしたい。

コペンもヘッドカバーのリフレッシュを待っている様な気がします。

やりたい事が、次から次に湧いて来ますが、体は一つです。

気長にマイペースでやる事にします。

【報告】
前回の車検の時に、ATFを交換しました。
変速ショックが少し和らぎましたが、それから1万2000㎞走行。
今回もATFを交換しました。今回は劇的に変わりました。
アクセルのベタ踏みはしていませんが、普通の走行ではCVTの様な、滑らかさになり感激しています。

こんなものと、あきらめていましたが、ATFの交換、ミラジーノは喜んでくれた様です。

以上です。